1,プロローグ
か、書きはじめてしまいました…。初心者です。暖かく見守って下さる方はお進み下さい!!
更新は遅いと思いますが、頑張って書きますのでよろしくお願いいたします!
あー、目がチカチカする。なんでこんなことになってるんだっけ…??
エヴァは目の前に座る金と銀のコントラストをちらりと見る。
今、エヴァの前には太陽のように金色に輝く、美少女いやいや。美少年と、如何にも軍人ですって感じの引き締まった身体に優しそうな笑みを称えた銀髪の美男子。
私、塔ノ沢 永遠子
別名、エヴァ・トゥルーツリー(笑)
なにやら5年前に、日本からこのロシュラント王国にトリップしてしまった25歳女子です。
ちなみに、トリップした理由は特にありません。
完全なるとばっちりです。
とまぁ、なぜいきなりこんな説明をしているのかと言いますと…
ワタクシテンパっておりマス!!
なにがどうしてこうなった!?
目の前には、バカみたいにキラキラした美少年達。んでもって…私の背中が温かい…なにかがへばりついて…
見るのも怖くて、後ろを向けません。
ってか、私の背中にへばりつく(抱きつく!?)人は1人しか考えられないけど、考えたくありません。
ってか、さっきから後ろの人が私の耳をかんできます。
いやいや、お腹すいたなら前のテーブルの上にある、エヴァ特製パイを食べろ!私を食うな!!
「エヴァ…」
そして耳元で、そんな甘い声で囁くな!!あんた、いつも絶対零度の声しか出さないくせに!ってかはなせ!
「エヴァ。無駄だ。お前の考えてることなんて駄々漏れだ。」
いやいや、普通読めないからね?人の思考なんて。
ましてやあなた、私の顔さえ見てないからね?
ありきたりな「顔に書いてある」は使えませんからね?
「もういい加減、諦めろ…」
いーやーだぁーー!
落ち着け、落ち着くんだ。私はただ、金髪少年レイランド君の旅のお手伝いをちょこっとだけして、そんでもってお礼をしたいからって呼ばれたからおもたせ(エヴァ特製パイ)もって来てみたら、あらびっくり!お城じゃん!みたいな?
しかも、お城みたいな家ではなくて。
立派な、この国の…。
ロシュラント王国のお城でした!あはは!
あれ、全然落ち着かないぞ。おかしいなぁ…
んでもって、びっくりしてる間にメイドさんやら執事さん(本物ー!!)にこれまたびっくりな金ぴかな部屋に連れてこられて、呆然としてたら入ってきたのは、金髪少年レイランド君と銀髪の軍人アルシェイさん。そして…私の兄弟子だった超絶美形にして天才(変態)なディセル兄。
ディセル兄とは2年ぶりの再会だった。
っていうか、レイランド君もアルシェイさんも!なによりディセル兄も…王子サマだったのーーー!?
もぅやだ、なんなのこの美形大国〜!
逃げ出したい私は、がっちりディセル兄に捕まれ動けないままぐったりするのであった…。
ぜ、全然話が進まなかった…。あうぅ…。