あの光の先に…トビラ
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:あの光の先に…トビラ
私はもう、人生に絶望した。
いやそこまでシリアスじゃ
ないかもしれないけど、
生活が嫌になっちゃった。
リストラされて、
お金が底を突いて、
挙句にストーカーもされて、
挙句にまた公園の横で襲われ掛けた。
もう嫌!!
一体誰の、何のための人生なの??
そこで私は、もう
この恐怖のループ、絶望のループから
抜け出そうと、
自らこの世を離れようとして、
樹海のような路地裏に行った。
そこは暗雲が立ち込め、
向こうに扉があって、
きらめくような光が見えて、
まるでパラダイスそのもの…?
そこに行けば、あの扉をくぐれば、
きっと自分は救われる…
人間には多分、こんな事しかできないんだ。
特定の選ばれた人間だけが成功者になる。
その他の人は、
間違っても報われる事はもうない。
絶望者とは、得てして、
そう言う者なんだろう。
綺麗事だけじゃ
絶対に渡って行けないこの世間。
世知辛いなんて言葉を超えてる。
人を葬るこの世の中だ。弱者を葬る世の中。
自販機があったので、
私は最後のジュースを買った。おいしかった。
こんな、
世間をもう離れようとしてる人の喉にさえ、
ジュースはおいしいものなのか(笑)
そして、空き缶を捨て、あの扉に向かって歩いていると、天から光が差すような、そんな感覚がした。不思議だった。喜んだ。泣いた。また喜んだ。また泣いた。喜んだ。泣いた。
友達の顔がふと浮かぶ。
あの子、どうしてるかなぁ。
あの人、もうあの人とは別れたのかなあ。
あの人、うまくやってるかなぁ。
この子、大丈夫かなぁ。
笑えるほどに、悲しいほどに思い出す。
心の中に勝手に浮かんでくるんだ。
もう笑うこともやめた。
そして光の扉をくぐり抜けた時…
「ハッ」と目を覚ます。
暗い部屋。
「…そうか。私、電気消したまま寝てたんだ」
もう当たり前のことが
当たり前に思えなくなってしまった。
人はきっと笑うだろう。
軽蔑されるかも。
部屋を出て、
また同じ場所へ行こうとした。
その時、
友達「よぉ、何してる??」
友達が現れた。
友達「…辛いのはわかるけどさ。もう少しの辛抱だよ。俺だって辛いんだ。辛かったんだよ。でも君、そんな時の俺の全部を知らないだろう。君だってそうだ。だけど、人間はそうした絆に繋がれて、今でもずっと光の中に居るんだよ。…絶望するな。必ず笑える日が来るから」
(集中治療室)
母「穂乃果ぁ!穂乃果ぁ!!」
ドクター「お母さん…!」
夫「大丈夫…大丈夫だから!」
友達「…きっと穂乃果は助かります…!」
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=cRB7jUPWxlQ
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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