表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/37

番外編 ソフィーユ、レッツ推し活。/フィーお母様、憂鬱な日

番外編です!!


合体しましたm(_ _)m

はぁ…。


私、ソフイーユ・シャルラムはため息をついていた。


…今日のお姉さまも尊かったわ…。


「出来上がったどら焼きとかいうお菓子を食べて、思わず笑顔になる姿とか…、本当に尊いですわぁ…。」


レイヴィアを知らなかった時のソフィーユは、傲慢ちきな威張りくさった令嬢なのだろうな…、とか思ってたのだ。

しかし、実際のレイヴィアは、性格は天使…、見た目はお姫様のように美しい…、というご令嬢だったのだ。


ソフイーユは、強く優しく尊く美しく可愛らしく明るく…(永遠に賛辞が続く)、そんな義姉が大好きなのだ。


しかし、そんなレイヴィアゆえに、モテるのだ。

どっかの弱小貴族にストーカーされてたこともあった(本人は気づいてなかったけど)。もちろんソフィーユたちが速攻で排除した。…物理的か社会的に。公爵家の権力を使って。


…そして、ソフィーユの実の兄であるフィルスも、レイヴィアを狙っているクソヤロウ…、ゴホン。レイヴィアが好きなのだ。


なので、実の兄妹同士なのに対立しあっている。バッチバチに。


けれど、まだ婚約者のいないレイヴィアは、もうすぐ婚約するだろう。


お姉さまの婚約者が私より強くなかったら認めないわ…!


ということで、ソフィーユは剣の鍛錬を始めるのであった。


乙女ゲームでは肯定感皆無のか弱いソフィーユだったのに、ソフィーユは将来、王国の騎士姫と呼ばれるほど強くなることを、まだ誰も知らない。



ソフイーユは今日も、剣の鍛錬に没頭する。

敬愛する、お姉さま(推し)を守るために。



△ △ △ △ △



フィーリア・シャルラム。

それが、シャルラム家の形ばかりの後妻であり、公爵夫人の私の名だ。


『フィーお母様!』

義理の母なのに、実の母のように慕ってくれる、あの子の姿と声を思い出す。


最初は堅苦しかったけど、だんだん打ち解けてくれて、今ではレイヴィアの愛称を呼べる仲になったのよね。



「…レヴィは私()()が守らなければ。」

フィーリアは、公爵夫人として初めて社交界に出たとき知った、社交界の恐ろしさを思い出した。お世辞を言いまくる人の目は死んでるし、意味の分からない陰口を延々と聞かされるし…。シャルラム公爵様も始まるなり秒で離れられるし。


シャルラム公爵は好きではない。というか大嫌いだ。

あの可愛いレイヴィアをほったらかしにして…。許さん。


夫ではなかったら、一発…いや、何発でも蹴り飛ばしているだろう。


社交界のゴミ共…汚れから、純粋な天使のレヴィは守らなければならない。レヴィを汚させはしない。絶対に。



下に降りて、ちらりと鍛錬場を覗く。


ソフィが、フィルに教えられ、レヴィに見守られながら剣の鍛錬をしていた。


レヴィ、フィル、ソフィ。いつまでも、姉弟妹仲良くね。



△ △ △ △ △

可愛い義妹のソフィが、最近剣の鍛錬を始めたといってたので、鍛錬場についてきた。…ハナネガのソフィーユってそんなに剣してなかったような…。

まぁいっか!ソフィが楽しければそれで良いのよ…。



カキン、カキン、カキン


フィルVSソフィの戦いは、フィルの勝利だった。

けれど殺気?らしき黒いオーラはソフィが勝っていた。

まぁ、殺気なんて怖いもの、可愛いソフィが出すわけないよね。


「私も剣の鍛錬を始めようかしら?」

「「やめてください(まし)!」」

速攻で拒否された。仲間に入りたかったなぁ。シュンとしていると、ソフィたちが、姉さま(お姉さま)の美しい手に傷ができるだの言われた。


それでもなお、シュンとしている私をみて、二人は折れた。

一回だけですからね、そう言って剣を持たせてくれた。

フィルVS私で勝負する。


「それでは…、よーい、始め!」

…初めてなんだけど…、なんかスゴイ体に剣が馴染む。


フィルがこちらに走ってきたので、助走をつけ、ヒョイとジャンプして、フィルの頭を軽々飛び越える。


ソフィとフィルはビックリ仰天してたが気にしない。


フィルの剣先がこちらに向かってきたので、カキンとなぎ払う。


藍色の髪が動くたびに揺れる。…楽しい!


…フィルが本気でやってるなら、私も容赦しないわ!


スッと迷うことなく剣先をフィルの首に向かって軌道をそらせる。


フィルの首に剣があたる寸前で止める。


「勝負あり!お姉さまの勝利!」

わーい!大好きな妹のソフィに褒められて、私は有頂天。


初めてなのに剣がスゴイ上手だったのも悪役だからかしら?



始めてみた格闘技なども、いともたやすく出来てしまい、私に新たなファンが増えてしまうことを、私は知らない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] すごく楽しく読ませて頂いております。 家族のぬくもりを知らない主人公が母親や妹と互いに心を開き思いあって、互いの相手を守ろうと行動する様子がとっても良いです。読んでいて楽しくなります。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ