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29.大乱闘

出口の扉をくぐると…あの、ブロワリアの咲く場所に戻っていた。湖の端に月が沈んで、空は少し明るくなってきている。


――夕方ぐらいに出発して、夜明けに帰って来たのだから…捜索隊が出されるのも、無理はない。…さて、別荘に帰ろう。それから…ぐっすり寝よう!


眠くておぼつかない足取りで、ふらふらともと来た道を帰ろうとしていると、お父様にひょいと抱えられた。抱えられたって言うより…肩にかつがれた??


「自分で歩けますよ、お父様。」

「…眠いなら寝るといい。別荘まで送って行こう。」


…地面が遠い。いくら八歳の体とはいえ、こんなに軽々易々とかつげるなんて…。…さすが、身体を鍛えてるだけあるなぁ。


――さすがに、かつがれたままじゃ寝れないと思う。


…と思ってたのにも関わらず、睡魔が襲ってくる。……よし、屋敷に着く前には、起きよう。

睡魔に抗うことを放棄する。――ちょっとだけだから……。



◇◇◇

……だけど、目覚めたときには別荘の寝室にいました!! …寝そうになってた時から、絶対無理だろって薄々勘づいてたけどね!!


「――お嬢様、おはようございます。…といってももうお昼過ぎですが。お腹は空きましたか?」

コクコクと頷く。だって、昨日の昼ご飯以降何も食べてないんだもの。二食抜いてるんだもの。


「…失礼します、お食事をお持ちいたしました。…レイヴィアお嬢様、おはようございます。」

アヴィが食事を持ってきてくれた。――美味しそう…!!


「ありがとう、アヴィ。」

テーブルに食事が置かれたので、側の椅子に座って早速頂く。息を吹きかけ、魚介類と濃厚なバターをコトコトじっくり煮込んだスープを口に運ぶ。…美味しい~!!


「――アヴィ、ソフィたちはどうしてる?」

「……。」

顔を見合わせるアヴィとイリア。言うのお互い譲りあってる的な感じのオーラが…。


……ど、どうしてるの??


「……ソフィーユお嬢様たちは――」

観念したかのように、アヴィが口を開く。


「――庭園に…。」


…庭園にいるだけなのに、何で言うのを渋っていたのかな。


ぺろりと平らげたお皿をテーブルの上に残し、窓のカーテンをしゃっと開ける。



…………え、な、なにゆえ??



…これは、二人が言うのを渋るのも当然だっただろう。



――庭園で戦いが繰り広げられてますなんて、言いづらいに決まってる!!



着替えた私が庭に行くと、場違いなほどに爽やかな似非スマイルをまき散らかすルイシス様と、ひたすら可愛いソフィーユが剣を手に向き合い、それから影と化しその光景を見つめているフィルスがいたのだった。



……何コレどういう状況ですか??



ブクマなどなど、ありがとうございます(*- -)


しばらく間があいてしまってすみません!!

それから、編集にて設定を追加しましたので、一応追加設定まとめておきます。

〈追加設定〉

・ハナネガにて、それぞれの登場人物(攻略対象など)に付けられるイメージフラワー(象徴花)追加。

【名前】花名 〔花言葉〕

【レイヴィア】黒百合 〔呪い、復讐、藍〕

【ソフィーユ】黄スミレ 〔つつましい喜び〕

【フィルス】紫スミレ 〔愛、誠実〕

【ルイシス】青カーネーション〔真実の愛、永遠の幸福〕

【アヴィ】白ゼラニウム〔あなたの愛を信じない、信頼〕


・ゲームでのアヴィの名前、ラスルの由来

 〔ゴミ捨て場などに生える雑草→ゴミ捨て場などに湧く毒虫がラスルと呼ばれている。〕

***

ファナレアのイメージフラワーは現在考え中です。良さ気な花があったら是非教えてください!

次の更新は明日か明後日です。ソフィーユが活躍するお話は執筆がスムーズなので言質は守れると思います!


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