八月十七日 筆談のようで筆談ではない筆談
前回の続きです。
イメージは先輩はベッドに座っていて後輩はその周りにいる感じ。
「」があるのは声あり、ないのは筆談です。
「にしても先輩ずいぶんと風邪が悪化しましたね」
うっせ
「咳は止まらず喉もガラガラ、さぞ筆談も辛いでしょう」
しゃべれないからやめるわけにはいかないだろ
「ああ、なんて可哀想なんでしょう、先輩!」
そんなげきが的なうごきいらないだろ
「文字に声は伴いませんからツッコミも寂しいですね」
それはいつもだってそうだろ
「いつもは先輩動いてますから」
関係あるか?
「大ありですよ! 当然でしょう」
そうか
「そうです」
なあ
「はい」
なんでお前いんの?
「ずいぶんと今更ですね」
「そんなの、先輩が心配だからに決まってますよ」
いやそれはうれしいけど
お前もかぜになってもしらんぞ
「昨日も言いましたけど、私バカですし大丈夫ですよ!」
迷信だろそれ
「まあ、特に気にせずいてください」
いやきにするよ
一応後はいだ
「対策もバッチリですし、偶の見舞いくらい良いでしょう!」
でも
「あーもう、声がなくてもうるさいです!」
え
「そんなに弱ってるのに気を使わない!」
「大体、私は自分で来てますし責任も取れます!」
「お金だって稼いでますから!」
なんか色々ごめん
「わかればいいのです!」
お前には世話になりっぱなしだ
先ぱいのたつせがないよ
「あ、じゃあこれから私に敬語使ってくださいよ!」
それはなんかやだ
それどんな心情の顔なの?
友情は病程度では壊れない




