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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

外と中

作者: 雪宮紫月

このお話では少々不気味、不穏な描写があることがあります。苦手な方はご注意ください。また、何か嫌な感覚を覚えた場合直ぐに閲覧をやめることを推奨します。

最後にあとがきとして解説を上げています。他の解釈などがある場合は是非ともコメントなどお願いします。

俺の住んでる町の外れに廃きょがある。

蔦に覆われてるせいで小学生とかは蔦屋敷なんて呼んでる。

その廃きょは二階建てで窓がないけど屋上がある。

悪ふざけが好きな俺と友人二人でこの建物に遊びに行ったわけ。まだ昼前で明るかったけどその建物の敷地に入ったら途端に薄暗い雰囲気になった。

友「おい、なんか雰囲気変わったくね?」

俺「だよな?やべぇよ!絶対やべぇよ!」

とか二人で話しながら玄関を開いた。

軋む音がしながら扉は開いた。中に入っていくと風で扉が閉まった。一応開けられることを確認して持ってきた懐中電灯で照らしながら建物内を探索していく。一階は風呂場やキッチンらしき場所がほとんどで角の部屋が沢山の本が積まれていた。英語とかの本がほとんどでホコリを被っていた。

階段で二階に上ると扉が三つと階段があった。

部屋の内容としては

西側の部屋

子供部屋だったのか小さな机やベッドが二つあった。

南東の部屋

大きめのベッドがひとつ。枕は二つあった。それと大きめのタンスが一つ。中身は見てないけどはみ出してる服はメンズ、レディース様々だった。

北東の部屋

少し古い可愛らしい服やピンクを基調とした部屋。子供が三人いたのかな?

どの部屋にも窓があって外の光が差し込んでいたけど蔦のせいで明るさは十分ではなかった。

三階に上がると広いひとつの部屋だった。部屋の真ん中に大きな机。ソファーなどの家具もあった。窓に寄った時後ろから足音がした。

友達かと思って振り返ると顔を髪で覆い隠した五人の人が居た。

俺、怖くて慌てて近くの開いてる窓から外に出たんだよね。

下が植物だらけで柔らかくて助かったよ。

おかげで僅かな擦り傷だけで済んだ。

そういえばあの日から友達が帰ってきてないらしい。

解説

まず注目する部分はこの建物の外見的特徴。

窓がなく二階建ての屋上あり。

次に建物内の探索時の内容

二階の部屋には窓があり三階の窓から逃げ出してる。

外見と中身があっていないですね。

そういえば友達なのですが主人公の証言でこの建物の周りを調べてみたら主人公が降りたと思われる場所の真下で死んでいたらしいですよ。

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