これは転移なのか?
初めての投稿です。続くかどうかはわからないですがどうぞよろしくお願いします。
文章下手ですいません
...ここはどこなんだろう。
辺りを見渡す限り森で太陽の光すらも通さない位に緑でおおわれている一度も見たことがない景色に俺は混乱していた。
確か俺は今日もいつもと変わらず朝起きて高校に行こうとしていたはずだった。
「俺の登校道にはこんな場所ねーよ」
と一人寂しく呟いてはいるが内心とても不安がっていた。
「まず、状況を判断しよう。まーどこからどう見ても俺の登校ルートではないってことは一目瞭然だ、ということは…」
「迷子か! と思えてたらよかったんだけどなこれ絶対に異世界転移だよな、それとも召喚か?」
回りの景色と今の状況からそう判断した俺はとりあえず人のいる場所へ移動しようと思った。
そしたら
「ねー君はどこからきたの?」
と後ろの方から急に声がした。
びっくりして後ろを振り向いてみるとそこには高校生のおれからしたらとても小さく見える少年(?)がたっていた。
「うわ、すごく整った顔してる!!」
と俺は独り言のように呟く。
まるで芸術のように綺麗な顔立ちをしており髪はショートボブで目の色はきれいな青色をしており染みひとつない顔をしていた。
「それは、どうもでも僕が言ったさっきの質問の回答の方が僕は欲しかったな」
といってきたので俺は
「ごめんごめん、なかなかお目にかかれないほどの美形だったからビックリして、俺が何処から来たのかって話だろ?それが俺にもわからないんだよ気づいたらここにいたって感じかな?」
俺がそういうと
「そんなことがあるのかな?」
といっていた
「それにしても君運がいいのか悪いのかよくわかんないね」
俺はその言葉にたいして
「何でだ?いきなりここに転移されたんだから運は悪いだろ」
そういうと少年は
「ふつうこのばしょに来た人は大抵すぐに魔物とかに襲われて死んじゃったりするからね特にここら辺は群れを作っている魔物がとてもたくさんいるからね運がいいよ」
と言われてしまった。それを聞いたあとだと俺は運が良かったのかなと思ってしまう。
「それで君どうするの?」
「どうするのってなにがだ?」
そういうとその少年は
「だからさっきもいった通りここらは魔物の群れがたくさんいるの、だからいきなり転移してきて頼る相手もいくところもない君はどうするのって聞いてるんだよ!」
その言葉に俺は
「全く考えてなかった。」
と答えてしまった。失念していた。
異世界転移に混乱していたというのもあるけどそんな大事なことを考えてはいなかった。
そんな様子に気づいた少年は
「は~それなら僕の家にでもくるかい?一応君くらいならすまわせてあげられる位の大きさはあるし」
と言ってきてくれた。そんな言葉に俺は
「いいのか?こんな得体の知れないようなやつを家に呼んだりして」
そういうとその少年は
「大丈夫だよ。今君と話してみて危険な奴じゃないことはわかったし、それにぼくの仲間達も気のいいやつらばっかりだしね」
それを聞いて俺はとても迷っていた。
確かに俺はいくところもないし、頼る相手もいない、ましてやこの世界の常識なんて全く知らないのだ。
だとしてもこんなに小さい少年に頼ってしまってもいいのか、しばらくの間考えていた俺はついに……
「よろしくお願いします!!」
と言ってしまった。
なんとも情けない話であるこんな小さい子に頭を下げて助けて貰うなんて…そんなことを考えている俺を他所に少年は
「シシシシ、うん、任せてくれ」
と笑いながらいってくれた
「ところで君、名前はなんて言うの?まだ聞いてなかったよね?」
そう言われてまだ自己紹介すらしていないことに気づく
「ごめんごめん、俺の名前は 田上 有志だ、よろしくな」
「ならぼくも、僕の名前は…マナ・アーラフだよ よろしくね」