プロローグ
リアル鬼ごっこ
連載を開始しました。
是非、最後までご覧下さい。
俺は上風 ハヤト。
陸上部のどこにでもいる小学6年生。しかし、運動神経は優れている。(と、思っている)
今日もいつも通りの日常を過ごしている。陸上部の練習帰りだ。
「ハヤトーー!」
後ろから声が聞こえた。この声の正体は俺の親友、山崎 ヒロトだ。
ヒロトは少しビビりで運動神経が悪い。
しかし、頭がものすごく良い。判断力、想像力が優れている。
ヒロト 「今日カラオケ行かない?」
ハヤト 「良いぜ! 直で行くか!」
ヒロトとハヤトは、カラオケに行き熱唱した。楽しんでいた時だった。
ピピピッ
ハヤトとヒロトのスマホに一斉にメールが届いた。メールの内容はこうだった。
明日から、お前たちのクラスだけリアル鬼ごっこを開始する。
毎日一時間くらい鬼ごっこをする。
鬼ごっこのルールはこうだ。
逃走者は鬼から逃げなければならない。
鬼は逃走者を見つけ次第、殺しに行かなければならない。
学校の校区内で逃げる事。
ルールを破った者は、''即死亡''
ハヤト「なんだよ、これw」
ハヤトは、いたずらメールだと思った。
小学6年生。こんな話信じるわけがなかった。
しかしー
ヒロトは何故か顔が青ざめていた。
ハヤト「おいおい!何信じてんだよ!いたずらメールだよ!」
ヒロト「今日はもう帰ろうか…」
ー帰り道ー
ヒロトのやつ、本当に信じてんな…
ハヤトは何か気にかかっていた。
ヒロトの勘はよく当たるからだ。
翌朝
ハヤトは教室に入った。
クラスメイト達が妙にざわついていた。
どうやら昨日の妙なメールは皆の元にも届いていたらしい。
ハヤトみたいに笑い飛ばす者が居たり、ヒロトみたいにまじで信じる人。
色んな人がいた。その時だった。
「皆、校庭を見て!!!」
ハヤトの親友である蒼井 レイだ。
クラスをまとめるリーダー的存在だ。
言われる通りに校庭を見ると、驚いた。
校庭にいる大勢の人が固まっている。マネキンみたいだ。
ガーーーーーガーーザザザ
スピーカーからノイズの様な音が聞こえた。
「今から1時間、リアル鬼ごっこを始める。スタート」
見知らぬ声が聞こえてきた。
最後までご覧いただきありがとうございます。
次回からも連載頑張りますので、ブックマーク、評価宜しくお願い致します。