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第98話

97話加筆修正しています。

宜しければご覧ください

外壁を越え、魔の森方面に直走る事2時間。さすがに疲れる、この状態で戦闘とか正直無理だと思う。

酸素足りてない距離がどれ位離れているか分からないし、先行しているシルとの連絡も取れない、一度ここで休憩を取ってもいいのかもしれない。

周囲は完全に日が落ちて真っ暗今はミルクのおかげで半径500m位は視界があるけどこのまま森にでも入ったら正直向こうさんの思う壺な気がしている。シェーネが何か見つけたようでバックからサラと自分のゴーレムを取出して戦闘準備を始めている。

なんとなく弱い気配は解るけどそれ以上は無理だった。

シェーネだから気が付いたって所だろう。そういえば夜間戦闘って俺ほとんど経験ないんだけど、ちょっと緊張する。

俺達の元に向かって来たのはオークだ、それも10体近い群れ、前に倒したサージェントたちの居た群れの残りか、それても最近やって来た流れのオークなのか、とりあえず雄しかいないのでさっさと狩ろう。

腰に下げている得物に手をかけて居合の間合いを取ろうとした、次の瞬間。


ゴーレムで表情の変化なんてほとんど無い筈のシェーネさんがうっとり指先を舐めてました、ねぇゴーレム体だよね、いま、なんか受肉した?生身の体じゃないよね?と思う程に妖艶な雰囲気で飲まれそうになった。さすが闇を司る夜の女王様って違うわ!


どうでもいい一人突っ込みをしている間に10体近くいたゴーレムは影を縛られミーデの作った土の槍で串刺しになっていた、股から脳天に向けて一本の槍で串刺しですよ。普通に考えたら何かの拷問ですか?と言いたくなるけど。もう死んでるし討伐確認部位だけ切り取ってサラに燃やして貰った。

そんなこんなをして、野営準備が出来た頃シルが戻って来た。

色々な手段で情報を受け取った結果、前にサージェント達を狩ったあの集落っぽい場所に王女は捕えられているらしい。

確かに小屋とかはそのままにしてたし、死体関係はその場で燃やしたからそのまま放置して、後で子供を孕まされたコボルトとかは墓を立てたりもしたな。ルーのお母さんだっけか。そう思うとイライラしてきた。まだルーを連れて来てないのに墓が荒れるのは避けたいなんとか頼む、無事でいてくれ。


お読み頂き有難うございます。

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