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第93話

残してきた子達も全員家の中に入れてアイリさんに面談をお願いした。

適性がどうこうではなく、場合によってはメイドになって貰うより学校で初等教育を優先させた方がいいかも知れないという話になったからだ。

一応、この子達の事情は伝えてあるし、国王にも俺が保護した子達だということを伝えてある、この国は獣人への差別は無いので問題なく学校へ行かせることも出来る、ただしイリスみたいに年齢、見た目等の都合で初等教育を受けさせることが出来ない子は家でメイド見習いをしつつ家庭教師を付けて勉強させるのもありだそうだ。


半日経って・・・・・

俺の目の前には大分重ための圧を放つ外崎さんがいらっしゃいました。

事情は王女様から聞いているとか言われたんだけどういう事?

二人が連絡を取っているという事実に俺は動揺を隠せない、なんだろう嫌な汗が噴き出してくる、こういう修羅場の経験なんてボッチ人生をまっすぐ進んできた高校生にあるわけない!ハーレム作れたらなんて身の丈に合わない妄想もしたこと無い。

ルーの件は義妹が出来るとかでめっちゃはしゃいでたから、事なきを得たけど今回はどう回避したらいいかさっぱりだ。


「今回は事情が事情だからしょうがないけど、なんでこんなに小さい女の子ばっかり司くんは拾って来るの?ロリなの?ペドなの?いつになったら私に手を出すの?」

「いや、最後はしばらく待って。俺はロリコンでもペドフィリアでもない」

「待ってれば、手を出してくれるんだねわかった、なんだ司くんは結婚するまではダメって硬派なタイプだったんだねゴメンゴメン」


なんか物凄い誤解を産んだ気がするけど、それは今は置いておこう。

で、今やこの家の住人となっている外崎さん的には全員妹にするのはNGだからと言われけど、妹にするならとセナちゃん(兎の獣人)を抱きしめるとそのまま部屋に連れて行ってしまった。こうなったらセナちゃんは逃げられないだろう、俺と同じような思いするのかもしれない、まっそこは女同士上手くやってくれと思って外崎を保護者としてセナちゃんだけは家で家庭教師を付けて勉強をしてもらう事になった。

でイリスは元々狼の獣人だったこともあり、すっかりルーと仲良くなって王都の学園に仲良く通うことなった。

他の5人も家でメイドとしての教育を受けて働きに出る事が決まった。


後は国王に報告とランサイワから来たあの騎士団の連中の件が終われば今回の依頼は全部完了だな。



次で2章終わります。


お読み頂き有難うございます。

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