第二章 やっちまった
三月になりました。
今だに内定をもらった会社から、連絡が有りません。
こちらから、連絡するのは催促する様で、嫌でしたが
電話を、かけてみることにしました。
電話を、かけると、人事部の方から、こちらから連絡が
なかったので、取り消しさせてもらいましたと言われました。
えー、まずい、この時期から就職活動なんて、んなアホな。
人事部の方が言うには、先に手紙を送ってると言われましたが
さっぱり記憶にありません。
しかも、タイミングが悪く、何回も電話をかけたそうですが
全然つながらなかったらしいです。
なんとか、ならないですかと言ってると、では今社員を集める
ために、テストをする予定なので、そのテストを受けてもらって
結果が良ければとると言われました。
わらをもすがるつもりで、お願いしますと言いました。
で、電話を切って、すぐに手紙を、探しました。
いいかげんな性格なので、なかなか見つかりません。
やばい、やばい、やばい、どこだ、どこだ、どこだ
探しまわった結果やっと見つかりました。
で中を、見て見ると、都合の言い時にいつでもいいから
連絡下さいと書いてました。
うー、こういう書き方されると、やばいよなと思いながら
やってしまったことは、しかたないと、考えをあらためる
ことにしました。
最初の時は、面接だけだったのに、まさかテストを受ける
ことになるとは、ショックでした。
親にも、さんざん言われました。
天国から地獄へ急降下です。
一応、くもの糸は、たらされたみたいですけど。