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一撃

「そういうことは、戦ってから言えぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

勢い良く突進してくるハジケフを難なく躱すメリアラ。

「ぬおおおおおおッッッ!!!!!」

ハジケフは自慢の剛腕を使いラッシュをメリアラにするが、メリアラは欠伸をしながら避ける。

「真面目に戦えぇぇぇ!!!!」

ハジケフの顔は悪魔族独特の赤い肌に加え、怒りで更に赤くなっている。

「そんなに構ってほしいならもう少し強くなることだね。」

ハジケフのラッシュがガキンという音と共に止まる。

「な、こんな鎖!」

ワームホールから出た鎖はハジケフの両腕をガッチリ縛っている。

「ブラッドダガー。期待外れだよ。」

「な・・・・に・・・・・?」

ブラッドダガーで深く斬りつけられたハジケフはその場で崩れ落ちるのであった。

そしてメリアラはハジケフの倒れる瞬間を見ないまま自分に最も近い別の戦場を探しに行くのであった。


魔王城の真ん前で元魔王と執事の戦いは激しさを増していた。

「速さは疾風、慈愛は暴風、嵐を集わせし四大元素の一つよ、好意と嫌悪、慈悲と憎悪もろとも切り裂き砂塵となれ!サイクロン!!」

「ハハハ!!もっと狙いを定めないと当たりませんよ!!」

サイクロンを容易く避けるミエスタは攻撃を仕掛けようとしない。

「知性は激流、浄化は洪水、青きを集わせし四大元素の一つよ、歓喜と悲嘆、喧騒と静寂もろとも流し尽くす水流となれ!メイルシュトローム!!力は火炎、憤怒は灼熱、赤きを集わせし四大元素の一つよ、正義と悪、裁きと秩序もろとも焼き払う紅蓮の劫火となれ!ボルケイノ!!」

メイルシュトロームの後に即座にボルケイノを放つと、辺りは一面水蒸気で見えなくなった。

「起源は荒野、恩恵は大地、土塊を集わせし四大元素の一つよ、生命還元の礎となれ!アプリフト!!」

ミエスタの足元が隆起するが予想していたかのように空中でクルッと回転して即座に避ける。

「考え方は面白いですが、私には効きませんよ。速さは疾風、慈愛は暴風、嵐を集わせし四大元素の一つよ、好意と嫌悪、慈悲と憎悪もろとも切り裂き砂塵となれ。サイクロン。」

余裕な表情を浮かべながらサイクロンを使い水蒸気を全て吹き飛ばす。

「力は火炎、憤怒は灼熱、赤きを集わせし四大元素の一つよ、正義と悪、裁きと秩序もろとも焼き払う紅蓮の劫火となれ。ボルケイノ!」

ミエスタの詠唱が終わるのを狙ってボルケイノを放つステラ。

「強堅の盾よ、我を・・・。」

ソリッドディフェンスの詠唱の途中でミエスタに直撃するボルケイノ。

「余裕そうにしてるからそうなるのよ。」

ステラは手でフワッと髪をはためかせる。

「流石は魔王様です。」

ボルケイノを受けたミエスタは炎の中から少し辛そうな表情で出てくる。

「諦めなさいミエスタ。もう一度貴方が魔法を受けたら死ぬわよ。命までは取らないから今すぐ魔王城から消えて、今後私たちの前に現れないなら追いはしないわ。」

「お優しいですね魔王様は。ですがその心配は無用です。今から私も本気で行かせてもらいますから。」

「・・・・そう。なら死になさいッッ!!!!」

「そのお言葉。そっくりそのままお返しさせて戴きます!!」

「陰影はやがて暗黒に、狂気の漆黒は闇をもたらす、飲み込め、果て無き闇インフィニティダークネスッッ!!!」

「来たれ我が剣!!」

辺りが黒い霧で包まれるのと同時にミエスタは何もないところから黒く浸食された聖剣を召喚する。


霧を操る少女と聖剣の所持者の戦いは更に激しさを増していくのであった。

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