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交渉

友達の家から帰ったら家のWi-Fiがおかしくなっていました。

見苦しい言い訳だとは思いますが、連投するので許してください。

エトゥン村に着いた頃にはすでに日付が変わっていた。

綾太たちはノエルの家にメリアラとステラを寝かせて長老の家に来ていた。

事情を聞いた長老は椅子に深く腰掛けた。

「ふーむ。面倒なことになったのう。だが手がないことはないぞ。」

「あるのか!?」

希望の見えた綾太は長老に一歩近づく。

「だが限りなく可能性は低い。」

長老は綾太を試すように見る。

「可能性があるなら何でもいい。」

綾太の目には決意が見えていた。

「一つ目は勇者と和解することじゃ。そこまで攻撃的な勇者と話すことはなかなか難しいじゃろう。二つ目は勇者を倒すことじゃ。これも容易ではないが、少年の盾を使えば少しは勝機があるじゃろう。だが勝てた後どうするかは少年たち次第じゃな。」

案を出された綾太は少したじろぐ。

「交渉か倒すかか・・・。」

「あまりにも難しすぎますね。」

悩む綾太にティーナは言う。

「決断は早い方がいい。明日までに決めるんじゃぞ。」

そう言うと長老は椅子から立ち上がり奥に消えて行った。


「さてどうするか。」

ノエルの家に戻った三人はどうするか考えていた。

「話すか倒すかねぇ。本当に極端よね。」

ノエルは長老の案に文句を言う。

「倒すしかないよ!」

「な、メリー!傷はもういいのか!?」

いきなり現れたメリアラに驚く三人。

「私が復活したからメリアラちゃんも私も傷はもう大丈夫よ。」

ステラも一緒に現れる。

「二人共無事でよかったです。」

ティーナは胸に手を置きホッとした顔になる。

「私は寝起き早々で魔法使ってちょっと辛いけどね。」

ちょっとふらつくステラ。

「ふらついてんじゃねぇか!もっと休まなきゃ。」

「な!綾太君何してるの!?」

ステラが驚くのも無理もなく、いきなり綾太はお姫様抱っこをしたのだ。

「こうでもしないと休まないだろ?」

そう言ってステラをベッドに寝かせる。

「もう、そういうことはあんまり女の子にしちゃ駄目なのよ。」

綾太に忠告をするステラ。

「悪かったよ。」

一応謝っておく綾太。

「それより綾太君。あいつの武器について分かったことが一つあるわ。」

「ほんとか!」

情報の少ない現状、少しの情報でも力になるため綾太は喜びが隠せずにいる。

「ええ。わかったことはあの聖剣の能力についてよ。あの聖剣でもらったダメージが私の特異能力で回復しなかったの。私の自己再生の能力を無視する武器や能力はこの世に僅かしかないけど、あいつの聖剣はそのうちの一つだったようね。」

ステラは真剣な顔つきで綾太に告げる。

「ステラとは相性最悪ってことか。」

「まぁ勇者と魔王ですもの。仕方ないわ。」

今更ながら当然のことを言うステラ。

「じゃあその情報を踏まえたうえでもう一回勇者をどうするか考えよう。」

作戦会議は続くのであった。


作戦会議が続く中村に男の声が響いた。

「勇者様が来たぞー!」

それを聞いた五人は家から飛び出した。

「思ったより早く来ちまったか。」

綾太は苦しそうな顔をする。

「ここにいたのか。次は確実に仕留めるよ。」

聖剣を抜いた勇者と戦闘態勢の仲間たちからは強烈な殺気が放たれた。

「待て!その前に話さないか?お互い戦わなくてもいい方法があるかもしれないだろ。」

綾太は勇者に交渉を持ちかけるのであった。


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