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EX クリスマス

クリスマスの特別篇です!!

クリスマスは友人と遊びに行ってました!まぁ男友達ですけど。

それでは皆様メリークリスマス!!

「クリスマス?」

ノエルがリビングで疑問の声をあげる。

「そうそうクリスマスだよクリスマス!なんかしようぜ。」

綾太は毎年ボッチでクリスマスを過ごすクリボッチ民であるが、今年は自分の周りに女の子が沢山いるため、やけに興奮気味である。

「残念だけど私は村でクリスマスを祝ったことはあんまりないから、あんまり力になれないわよ?」

「僕もわかんないかなー。」

「私もです。」

「私もちょっとわからないわね。」

ノエル、メリアラ、ティーナ、ステラの順番で答える。

「初めて女の子と過ごすクリスマスが悲しいなんて・・・。」

ずーんとした空気を纏う綾太。

「そんな落ち込まないでください。きっとノエルさんがいい案を出してくれます。」

体育座りをする綾太の肩をポンポンと叩くティーナ。

「え!私!?急に言われても何も・・・。」

考え出すノエル。そんな中ソファに座っていたステラが立ち上がった。

「ならプレゼント交換なんてどうかしら?」

「それだ!」

綾太は勢いよく立ち上がる。そして第一回プレゼント交換大会の為、各自町に出向くのであった。


綾太が家に帰ってくると、既に他の四人はプレゼントを用意して待っていた。

「遅いわよ綾太。早くそのプレゼントをここに置きなさい。」

ノエルは机に纏めておいてあるプレゼントを指差す。

「ルールは簡単、じゃんけんで買ったやつが先にプレゼントを選べるって方法よ。それじゃあ、じゃんけんぽい!!」

じゃんけんの結果はステラがグーでその他がチョキという結果になった。

「私の勝ちね。じゃあこれにしようかしら。」

そう言ってステラが取ったのは柔らかいふくらみのある四角形に包装された物だった。

「二回戦よ、じゃんけんぽい!」

ノエルの合図とともに各自手を出すと、ティーナがパーでそれ以外がグーという結果になった。

「私の勝ちですね。これにします。」

そう言って取ったのは、袋の口が上で縛られているプレゼントであった。

「三回戦よ、じゃんけんぽい!」

ノエルがチョキで残りがパーという結果になった。

「私の勝ちね!これに決めたわ!」

そう言って取ったのは唯一の箱であるプレゼントであった。

「四回戦だ。じゃんけんぽい!」

メリアラがチョキで綾太がパーなので、メリアラが勝利した。

「僕の勝ちだよ綾太。じゃあ・・・・こっち。」

少し悩んで選んだのはステラが取ったプレゼントより少しサイズの小さいプレゼントであった。

「俺は残ったこれだな。」

そう言って余ったステラのプレゼントと似ているプレゼントを手に取る。

「じゃあメリーから開けて行こうぜ。」

そう言うとメリアラはプレゼントを開けた。

「わぁ!!マフラーだ!」

赤いマフラーを持ちながら目を輝かせる。

「私のプレゼントですね。最近肌寒くなってきたので良いかと思い買いました。」

「ありがとう!」

笑顔でお礼を言うメリアラ。

「じゃあ次はステラだな。」

「何が入っているのかしらね?」

そう言って取り出したプレゼントはサンタの衣装であった。

「俺のプレゼントだ!女の子ばっかりだしこういうのも良いかなと。」

そう言うとノエルとティーナから物凄い引かれる綾太であった。

「じゃあ着てくるから待っててね。」

そう言ってリビングを出て行った。


「こんなものかしらね。」

ステラはセクシーポーズをとる。

「素晴らしい!!」

綾太は歓喜の声をあげる。そして再びノエルとティーナに引かれる綾太であった。

「でもちょっと胸元がキツイわね。」

そう言って胸元を触るステラ。出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでるステラの体系に胸元を触るポーズとビキニ型のサンタの衣装は男性には恐ろしいインパクトを誇っていた。

「ブフ!」

鼻血を出す綾太であった。


「次はノエルだな。」

鼻にティッシュを詰めた綾太はノエルにそう言った。

「フフフ。唯一の箱には良い物が入ってるはずよ!・・・・・・ケーキ?」

箱を開けたそこからは茶色いチョコのケーキが出てきた。

「私のプレゼントね。ブッシュドノエルよ。」

「私自分の名前の付いたケーキを食べるってすごい嫌なんだけど・・・。」

ステラのプレゼントに落ち込むノエルであった。そしてフォークでちまちまとブッシュドノエルを食べ始めるノエルであった。

「次はティーナだな。」

ティーナは袋の口を開けプレゼントを取り出した。

「テディベアですか。可愛くてフカフカです。」

テディベアに抱き着くティーナの姿はとても似合っていた。

「僕のプレゼントだね。大事にしてね?」

「はい。」

メリアラに返事を返すティーナ。

「最後に俺だな。」

そう言って綾太が出したのはトナカイの衣装であった。

「あはははは!!まさか綾太が当てるなんてね!あはははははは!!」

背中にチャックのあるトナカイの衣装と角の付いたカチューシャを持つ綾太を指差しながら笑うノエル。

綾太は再びずーんとした空気になる。

「こんな奴と同じようなプレゼントを選ぶとは・・・。」

綾太はトナカイの衣装にガッカリしたのではなく、ノエルも衣装を買ったことによって、同じように衣装を買った自分のセンスはノエルと同等ということに落ち込んでいたのであった。

「こんな奴って何よ!」

口にチョコクリームを付けるノエルは怒るのであった。

「とりあえず着てくるよ・・・。」


「意外としっくりくるな・・・・・・・この鼻以外。」

「あはははは!!お腹痛いわ!!その真っ赤な鼻あははは!ほんとにお似合いよ。」

衣装を着てきた綾太を再び指差して笑うノエルであった。

「意外と似合ってますね。」

「ほんと。」

ティーナとメリアラはまじまじと綾太を見る。

「お、おう。ありがとな。」

微妙な心境な綾太。そんな綾太にステラが声をかけた。

「ソリがないから・・・・・・背中に乗せてくれないかしら?」

色っぽく言うステラにドキッとする綾太。

「ちょっとそれは・・・。」

「駄目?」

「ぐッ。」

上目遣いをするステラに折れて、渋々四つん這いになる綾太であった。

「意外と座り心地いいのね綾太君。」

「さいですか・・・。」

四つん這いの綾太の背中に座るステラに答える綾太であった。素っ気ない返事であったが、綾太は内心、意外といいかもと思っていた。

変な属性に目覚めそうになった綾太のクリスマスであった。

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