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初依頼

遅れてしまい本当に申し訳ございません!

最近忙しかったのですが、ようやく要件が全て片付いたので、今後はしっかりとやっていきたいと思います。

本当に申し訳ございませんでした。

「なぜこうなった・・・。」

綾太の目からは光が消えていた。彼の前ではノエルとティーナ、そして猪に赤い稲妻の模様がある魔物が倒れていた。

「二人がかりで一体って、まだ二体残ってるのに・・・。」

三人は依頼の真っ最中なのである。

「お先真っ暗だ。」

綾太の絶望が消えるにはまだ時間がかかりそうであった。


時は遡ること一時間前。職業の決まった綾太とティーナは、ノエルと共に依頼を探していた。

「うーん、芝掃除に畑仕事、ドラゴン討伐に雪山探索、全部却下ね。」

「雑用と難易度の高い依頼しかないな。」

綾太とノエルは簡単で報酬の多い依頼を探していた。

「いっそのことドラゴン討伐にでも行こうかしら・・・。」

血迷ったこと言っているノエルをそっちのけでティーナは良さそうな依頼を見せた。

「これなんてどうでしょうか?ミルドーヌ三体の討伐。ミルドーヌの肉はギルドに持ってくること。報酬金は24000コイン。」

ミルドーヌ。赤い稲妻のような模様がある猪で、普通の猪よりかなり獰猛で、近隣の村などの作物や住人に被害を出す魔物。

「ミルドーヌ?」

「猪に似た魔物よ。」

綾太の質問にノエルが答える。

答えを聞いた綾太は、ニヤッとして言った。

「猪三体に24000コインか、これにしよう!むしろこれしかない!」

「じゃあこれにしましょう。」

ノエルが依頼の紙をカウンターに持っていき、依頼が開始された。


「依頼によるとここらへんに出るらしいわね。」

三人はミルドーヌ討伐のために町の近くの平原に来ていた。

「2、4、6、うわぁ、倍いるじゃん。」

口ではこう言ってる綾太であったが、内心は慢心していた。

「新米魔物ハンターの私がいればすぐ終わるわよ。ティーナ行くわよ!」

「はい。」

ノエルは弓を、ティーナはどこで手に入れたのかダガーを手に持ってミルドーヌに向かって行った。

「俺は後ろで見学でも・・・。」

そう言って離れようとしたときにノエルたちの方を見てみると、一体だけしか倒せていないにも関わらず二人は倒れていた。

「おいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

倒れた二人の方に向かい綾太は走り出した。


そして先ほどの場面になる。綾太は周りの摩擦を無くし、ミルドーヌの近れないようにしている。

「あとは俺がやるしかないのか。」

そう思った綾太は、ティーナのダガーを使い摩擦で滑って自由の利かないミルドーヌを一体ずつ倒していくのであった。


ギルドに戻った三人は四人席に座っていた。

「何か言いたいことはあるか。」

綾太はこめかみに血管を浮かべて言った。

「あの一体が強すぎたのよ。」

「私にも予測できないこともあります。」

言い訳を並べる二人に綾太は相変わらず血管を浮かべていた。

「なら報酬金は倒した数的にお前らが8000コインで、俺が16000コインでいいよなぁ?」

報酬金で二人を脅すとノエルとティーナは一斉に謝罪した。

「「申し訳ございませんでした。」」

「それでいい。」

機嫌のよくなった綾太は、二人を見下す。

「あいつヤバくない?」

「女の子二人に謝らせるって・・・。」

「報酬金の配分を自分だけ増やすなんて・・・。」

「最低だなあの男。」

周りからヒソヒソと声が聞こえる。

この状況は良くないと察した綾太は、急いで二人の頭を上げさせた。

「もう謝らなくていいから、頭を上げてくれ!」

頭を上げたノエルは心配そうな顔で言った。

「じゃ、じゃあ報酬金は山分けよね?」

「仕方ないけどな。」

そう言って綾太は、コインの入った袋を三人で分けた。

「初依頼を祝して目一杯食うぞ!!」

「「おお!!」

報酬金がもらえて機嫌のよくなった三人は打ち上げをするのであった。

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