二人のステータス
遅れてしまってすいません!
ライセンス発行を頼んでから一日がたった。
三人は眠たい目を擦りながら宿屋の横の階段から降りてきた。
「二人共、今日中にライセンスを貰って依頼を受けてクリアしなきゃ・・・。」
「「わかってます・・・。」」
綾太が絶望した顔で言うと、ティーナとノエルの二人も絶望して俯きながら答えた。
「そうと決まればこんなことしてらんねぇ!」
「そうよ!朝ごはんも食べれないなんて最悪よ!さっさと終わらせてお金手に入れるわよ!」
「そうですね!やりましょう!」
そう気合を入れ直した三人はライセンスを受け取りに行った。
「綾太様、ティーナ様、お二人のライセンスはこちらになります。」
受付のお姉さんから二人はライセンスを受け取った。
「これで依頼が受けられる。さぁ行こうぜ。」
「待ってください。まだステータス記入が終わってません。」
そう言われた二人はキョトンとした顔で受付のお姉さんを見た。
「「ステータス?」」
「はい、ステータスです。ライセンスに力を込めてみてください。感覚的にはこのライセンスに意識を集中させる感じです。」
二人は早速意識をライセンスに集中させた。
二人のライセンスの空いているとことに文字が浮かびだした。
南川 綾太
職業 なし
攻撃力 12 防御力 11 素早さ 14 魔力 42 幸運 10
特異能力 摩擦
ティーナ・メルノス
職業 なし
攻撃力 8 防御力 9 素早さ 22 魔力 12 幸運 57
特異能力 なし
「ステータスによって職業が決まるのでライセンスを見せてください。」
二人のライセンス受け取った受付のお姉さんは、驚愕した。
「な!?綾太様は魔力が大幅に平均値を超えてますね。ですが特異能力と魔力はあまり相性が良くないので、そう見ると他のステータスは普通ですね。無難に旅人がいいかと思います。」
「旅人ですか・・・。」
若干がっかりする綾太であった。
「はい、平均値は10ですからね。」
そう言うと、次にティーナのステータスを言った。
「ティーナ様は素早さと幸運が非常に高いですね、特に幸運は異常ですね。盗賊なんてどうでしょう?」
「では、それにします。」
ティーナがそう答えると、ライセンスの登録が終わった。
「それじゃあ、ちゃっちゃと依頼を受けるわよ。」
ノエルがそう言うと綾太は立ち直り言った。
「やっとスタートって感じか・・・。よしやるぞ!」
「はい!」
「うん!」
やっとスタートラインに立った三人は、依頼を受けるのであった。




