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僕は辿る  作者: 沖ノ灯
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オープニング

「僕は切望する」「僕は旅をする」の続編になります。

前作からの続きですので、読後にこちらを読み進められる事を、お勧めします。

夜の庭で枯れ葉が風に吹かれて音を立てている。

僕は自分のベッドで眠っていた。

明日の朝は早めに起きて、日本に向かわなくてはならない。

訓練の成果と単純に結びつけるのも、どうかとは思うが、以前に比べて格段に眠りに入るのが早くなった。

最近は熟睡しすぎで目を閉じて次開いたら朝、なんて事が多かったんだ。


久しぶりに夢を見ていた。

物陰に隠れて、何かのタイミングを計ってる。

冷やりとした石にこめかみをつけたところで、目が覚めた。

枕の近くに置いたスマホが目覚ましでも、メールでもなく、通話の着信を表示してる。

ベッドに張りついたような身体を起こして、スマホの画面を触った。

見た事のない番号で誰なのかもわからない。


「もしもし?」


『ギンゴ?』


「どちら様でしょう?夜中なんですが。」


怒ってはいけない。

イライラすると眠れなくなる。


『ミカエラです。声聞いてわからないの?』


「この番号教えたっけ、そっちも夜中だよね?」


『ごめんなさい、でも、すごく嫌な予感がする。ギンゴ大丈夫なんだよね?』


僕はため息をついた。


「大丈夫だよ、なんで電話かけるに至ったのか聞くべき?」


かなり前から、ミカエラとはほとんど口も聞いてない。


『ううん、予感だから、大丈夫ならいい。

あっでも、"どこか別の場所に行く時は"、気をつけてお願いだから。』


お願いされなくても、自分の身は自分で守る。

そのための、ここ何カ月かの訓練だった。


「わかった。わかったから、寝て。僕も寝る。おやすみ。」


ミカエラの返事を聞いてスマホに触れる。

考え始めれば眠れなくなる。

僕は軽く伸びて、そのまま眠った。

その後は夢を見る事もなく、朝の目覚ましまで熟睡できた。

身支度を整え、母さんや執事のロマートに挨拶して家を出た。

時間に余裕はあるけど、何かに急かされるようにゲートに向かう。

バタバタしてると人って結構忘れっぽくなってしまうんだ。

優先順位とか、興味がないからとか言い訳はいくらでもできる。

本当に大事な事ほど忘れてしまうものなのかもしれない。

お久しぶりです。

冬眠してました。(嘘)

どうにもお話がまとまらなくて、こんなに間が空いてしまいました。

以前のを投稿前に読んでみて、よくもまあこんなにひどい文章で本当に穴があったら入りたいくらい、そして冬眠(永遠ループ)

前作より長くなる予定ですが、どうかお付き合いよろしくお願いします。

※この物語は(作品は)フィクションです。実際の個人・団体・事件等とは一切関係ありません。

作者のオリジナル作品ですので、予告なく、一切の転載転用も認めません。

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