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No.1212.まどろみの脳髄
焼け爛れた東の空 黒く染まった鳥は翼をもがれ
墜落した先には広がる暗黒
未確認の事象を信じられず
論理の行き止まりを繰り返す
サクサクいってる頭の中程は無感情
きれた言動は無反応ばかり
いっちゃって 狂っちゃった もうまじでさ
現実と幻覚を判断出来ないまどろみの脳髄
弾き出された西の海 赤と紅に染まり煮えたぎる
落ちれば外側から溶かされる追憶
蔑まれた気持ちをかなぐり捨て
破滅の螺旋階段をのぼる
ジュクジュクわいてる蛆虫がたかる気管支
すりきれた声は音にならない
いっちゃって 狂っちゃった もうまじでさ
現実と幻覚を判断出来ないまどろみの脳髄
