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五十八章
しいなが消えてから、最近可笑しな事が増えた
いや、増えすぎているのだ
あり得ないし、信じたくない……
だが、これは現実なんだ……
◎月Щ日の日記より……
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とりあえず、セリニさんが里秋さんと共に、しいながいたあの家(休憩所)に住むことになった
里秋さんを俺達と同じ学校に行かせるのは無理だし、何より、本来セリニさんは国に帰らないといけない人なのに、一回国に帰った後、色々な手続きをして再度、僕らの元に来てくれた
「それが、シイナの願いだから……」
「セリニさんはしいなの事が好きだったんですか?」
「いや……逆だよ……大ッ嫌いだったよ……それでも、シイナは、俺の願いを叶えてくれた…………その分、シイナが死んでもなお、この世界が平穏になるまで、もしくは俺が死ぬまで、戦い続ける契約を与えたンだよ………そして俺は受け入れた……」
一体、セリニさんはしいなとどんな契約を結んだんだろう……
多分、それは教えてはくれない……
何より、今のこの現状からしてそんな暇などはないのだから……




