表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/64

四十八.五章

誰でもないけど、誰かでありたい


君が君らしくあるために?


嫌、違う……


この世に〇〇〇〇があるからだよ


〇〇〇〇があるから君はいるの?


夢も希望も〇〇〇〇も、何れは滅んで消えていく


滅ばないでと願わないの?


願ってどうする?


いずれ、〇〇〇〇は消えてしまうんだよ……



―――――――――――


「いつまでそうしてんのさ     」


「その名で呼ばないでよ     」


「あぁ~もぉ~……わかったから睨まないでよしいな」


諦めと怠惰を知るこの子


滅ぼすも救うもこの子次第……


「あの子達も可哀想に……」


「そうかしら?でもセリニは自分から望んだのよ?セリニだけじゃない、宮野さんも、今まで契約した彼らも……」


「そして喰わせたンだろう!!お前なら!お前が自分でやればッ!!」


「゛ユルクラスト゛」


「ッ!?」


「私は思ったの。そしてわかったの……私達が彼らを、否、『世界を』救う必要性なんてないんじゃないかって」


「ふざけんなッ!!それは俺達の存在をひていは、いままで消えていったアイツ等の存在まで否定すんのかよッ!!」


「存在の否定はしないよ。ただ、私は……私は新しい世界の救い方をしてるだけ」



―――――――――――


元の世界への帰り道、ユルクラストは先ほどのやりとりを思い返していた


「救えねぇよ……そんなんじゃ……」


アイツは何もわかっていない……


今までも、そしてこれからも……


「お前がやろうとしていることは間違ってるよ……」


確かに幼い頃からアイツの諦めと怠惰は異常だったけど……


「頼む     。アイツを守ってくれ……」


それは、嘆きであり、悲しみであり、痛みであった……


しいなが今やろうとしているのは、復讐か否か……


それさえもわからない……


ただわかるのは……



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ