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四十八章
「って言っても薄いから気づかない人多いんだけどねwwwwww」
「薄いって何れぐらい」
「空気の層並」
薄いとかの問題じゃねぇーッ!!
それを薄いで終わらせるって何れぐらいだよッ!!
「背骨とか折れたら終わりじゃ……」
「基本、あぁいう奴等に『骨を砕く程度の痛み』は『痛み』として認識してないんだよ。胴体が裂かれたら痛いとは感じるみたいなんだけどね」
訳がわからん……
骨を砕くのを程度で済ませたり、それを痛みとして認識できないとか……
「でも進化したから一応、空気の層よりは部厚いみたいね」
「それって何れぐらいなの?」
「………蜘蛛の糸ぐらい?」
細ッ!?何か指だけで折れる骨だな!
ってかそれは本当に骨なのか?
グルグルと回る思考の中、ユルクラストさんが俺の肩にポンと手をおいて、反対の手の親指を一本たてながら
「気にしたら負けだよ☆」
っと眩しい笑顔で言った
まぁ、それより……
「ユルクラストさん……手……」
ユルクラストさんが肩に手を置いたため、血濡れの手は服にくっきりと赤い手形を服に着けたのは言うまでもない……
「あっ、ごみゃ~のね☆」
そして、コロコロ変わるこの人のキャラを掴むことは、早々に諦めよう………




