四十七章
「何が……」
「フッ、我がそう簡単に死ぬと思ったか?何万年以上と生きたこの我が」
「あぁ~、ビックリした。そういえばしいなと同じだったんだよな」
「えぇ。だけど……」
そう言うなりユルクラストさんとしいなは、あの蜂の様な化け物を見た
「厄介だよね」
「進化が始まったみたいね」
「お前がとろとろしてるから」
「そんなことより、何がヤバいの?」
セリニさん、よく割り込めるな……
「そうね。彼らも貴方達と同じで、地球の変化に合わせている為、進化が始まったの」
「しかもただの進化じゃなくて、最悪の方に進化し始めたみたいだしね」
「今の世の中、国際問題だとか、歴史認識違いだとか、他国の島々を自分の国のものだとか、飛行機墜落だとか、めんどう極まりないニュースが多いし……」
「いやいや、全然めんどう極まりないニュースじゃないからな!」
「何より、そんな人種差別だとか、国際問題と称したふざけた話だとかで、一々国民の怒りと憎しみを増やしてどうするのよ。その負の感情のせいで、こんな厄介な生き物に進化するんじゃない……」
「……」
「因みにコイツは何の生き物?」
「確か……ムチョズって言って…………………鮃だったはずよ。進化したから羽根が生えたみたいだけど」
だから見た目と俺達の知っている原形が合致しないよね!
魚と虫って、脊椎動物とか無脊椎動物とかの法則無視してないか!?
「あっ、ちゃんとムチョズには脊椎あるからね」
「「えっ!?」」
俺とセリニさんは、ユルクラストさんの発言にビックリした




