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四十一章
学校が終わり、家に帰る最中、見知らぬ人に声をかけられた
「こんにちは」
「……こんにちは」
とりあえず、挨拶されたのでかえしたが、見知らぬ人に声をかけられたら逃げないといけないんだが……
「あなた、しいなって子知らない?」
この人が言った『しいな』という言葉に反応してしまった
「しいなって誰ですか?」
とりあえず、そんなことを聞かれても無視した方がいい。そう思い知らぬふりをするが、
「そうね、趣味が『全てに対する諦め』とか、『怠けること』とか言ったり、人が質問しても大抵『ノーコメント』で終わらせる。摩訶不思議なある意味腹立つ子なんだけど……」
「(完璧に俺らが知っている『しいな』だ!!!!)」
とりあえず、この人としいなの関係がわからない以上、しいなの元に連れて行っても……
「そこで何しているのタカト君?」
本人来ちゃったよぉーッ!!!!
「やっぽ~しいな」
「あら?ユルクラスト」
あっ、知り合いなんだ
「定期報告書提出のお知らせだよぉ~」
「報告書ならもう書いてあるから」
「あのぉ~」
「「なに?」」
「お二人はどういう関係?」
「ノーコメント」
「同期で腐れ縁で幼なじみ?」
しいなは通常通りの「ノーコメント」で終わらせるが、もう一人の方は(疑問系ではあるが)答えてくれた
「とりあえず、後で話すわ」




