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二十七章
『主殿!ご無事ですか!主殿!』
「…………えっ………あ、あぁ」
死んでいてもおかしくないハズなのに俺は生きているのか?
一体何故………
「『あぁ~……間に合わんかったか……』」
急に後から声がしたので、俺は後を振り返ると、そこには、外人がいた
「えっと、貴方は……」
「彼がギリシャで契約した子よ」
「しいな!」
彼の後からしいなが現れた
「『シイナ、彼がそうかい?』」
「『だからしいなだって、まぁ、正確に言うな今目の前の彼女もそうだったんだけど……』」
「『喰われたのか…』」
「『みたいね…』」
何を言っているのか全然わかんねぇー。だけど、しいながギリシャ語話せることにも驚いた
「キャハハハハハハハハハハ?グキャキャキャキャ」
「!!宮野!目を覚ませ!」
「無駄よ……彼女はもう喰われたのだから……」
「無駄ってッ!!」
あまりにも冷たく酷い言いようだった
今まで、俺達は一緒に戦ったりしてきたと言うのに!
「『アレは、倒して良いのか?』」
「『勿論よ。彼にはどうせ、やれないのだから』」
「『………俺もやりたくはないんだけどな』」
また二人で何かを話し出し、ギリシャ人の人が宮野に近づく
「よく見ておきなさい」
しいなを見ると彼女は
「アレが喰われた者の末路」
何時もと変わらぬ表情でそう言った




