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二十一章
「まぁ、詠唱した方がイメージしやすいって子もいるからね」
気にしないでって、しいなは言うが、なんだろ。コイツが俺の心読んでいる用にしか見えない。ってか今のフォローしてるのか?嫌、絶対にしていない
だってあきらかさまに溜め息を今ついているし!!
とりあえず、この日から俺達はイメトレの修行が始まった。
「ってか私達の先輩にあたる人とかを連れてきたらいいのに……」
「あぁ~確かに……」
宮野の言葉は確かに正論だ。同じ契約者の人からだとイメージのやり方とか、わかるハズだよな!
だがしいなは、「えっ?連絡先なんて知らないケド?今まで文通とか、矢文とかしてたから……」と帰ってきた。今のご時世なぜ文通!?と言うか、矢文とか何時の時代だよ!とツッコミを入れる位には訳のわからない返し方だった
「冗談よ。矢文なんてしないわよ……本当に緊急時の時以外は……」
ダメだ。何が冗談なのかわからなくなってきた!
「まぁ、現代の科学技術社会において、私は携帯などと言う現代文明の象徴とも言えるモノを持っていないのが全ての過ちかしら?」
お茶飲みながらスゴいことカミングアウトしてきたよ!
えっ、何?携帯はおろかスマホとかもないの!!?
「だいたいからして、十二の力を通して私は連絡するから」
もう何この子恐ろしい!!




