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一章


転校生が来た。


わかったことが、変わった趣味『諦め』


彼女曰、俺を含めたクラス全員と、人間全てに対する諦めだと言う


そして、次の日から嫌がらせが始まった



〇月☆日の日記より……



―――――――――――


陰口やあきらかないじめがあるのに、彼女は動じなかった


体操服を破られても、ノートを破られたり、『死ね』等の言葉が書かれていたりしても、笑っていた


神経が図太いみたいだ


「掃除やっといてよね」と、いじめによくある行動をされた次の日、教室の机が幾つか消えた


消えた机は、彼女に掃除を押しつけた人のだけだった。当たり前の事ながら騒動になったが、彼女は悪びれもせず「私に掃除を任せたのがいけないのですよ?」と言ってのけた


彼女が来て以来、俺の学校生活は激変した




―――――――――――


この時の俺はまだ何も知らなかった


こんなことが些細な事だったと思い知らされたのは、転校生が来て1ヶ月経った時だった

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