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ローメリア流浪記 設定編(その3 登場人物~ホーエン王国以外の人々 48話まで)

おはようございます。

GW終わってしまいましたね。

仕事かあ……、

【地球人】

山下ヤマシタ 康司コウジ (別名:フェル/クラウ)

予備校生 20歳 177cm

 ストレートの黒髪を肩まで垂らしている。トシフミやサラと同じ飛行機に乗り合わせた。2浪し彼女に振られたことで自暴自棄気味になっていた。そのため飛行機に乗った直後にトシフミやサラに八つ当たりをしてしまう。予備校を長期間サボっていたのがバレて実家に帰る途中だった。

 トシフミ達と同様に閃光に巻き込まれローメリアにたどり着くが、ついた場所は別の神聖シャンハール帝国だった。康司にとっての災難はここから始まる。

 グレイウルフに襲われ両腕を失った挙げ句、43号と呼ばれ、モルモティア(実験台)にされてしまう。

 それ以降も不幸な出来事に巻き込まれ続けて苦労の連続。

 ヌマンシアに入った時は容姿はそのままにフェルと名前だけ変えていたが、擬態の能力を手に入れてからは赤毛の冒険者としてクラウと名乗っている。

 マリベルの宿に泊まる時は元の黒髪に戻ってフェルと名乗っていた。

 結果、それがマリベルの誘拐に繋がってしまう。


 現在は魔生物と魔獣の使い手、ランク白の赤毛の冒険者クラウとしてロマニールへ移動中。


○康司の父親

 福岡に住む。2浪が決まった息子にもう一度だけチャンスをやろうと思っていたが、予備校をサボっているという連絡を受けて、康司に説明させる為に呼び戻した。


【康司の使い魔】

○グーラ

魔生物。康司の右腕に宿る。金属や岩石を食べてその成分を使って変化や攻撃ができる。もし、特殊な効力がある武器や対象物を食べた場合はその効力も取り込むことができる。最初は岩や鉄を食べれる程度。声は男のもの。


○アヴァリティア

魔生物。通称アヴァ。康司の左腕に宿る。相手の魔力を食べて奪ったり、能力や体力、それに記憶や知識を奪うあるいはコピーすることができる。相手が放った魔法も食べて取り込むことができる。声は女のもの。


○ファナ

グレイウルフ。コージの使役魔獣

 老師の研究所で32号であるイーリスから受け継いだ雌の魔獣。

 康司やグーラ、アヴァ、マルコなど康司に宿る魔生物や従う魔獣とは意思疏通が可能。


○マルコ

ヒュージボア。コージの使役魔獣

 ヌマンシアの郊外で洞窟に閉じ込められていた所を康司が助けた。まだ子供の雄の魔獣。好物があると喜んで呑み込む。

 康司以外の人間にはしゃーしゃー言っている様にしか聞こえないが康司とグーラ、アヴァ、ファナとは意思疏通が出来る。



【神聖シャンハール帝国】

 康司がローメリアでたどり着いた国。サファイア海に突き出た半島の山中で目覚めることになった。


(1)老師とその関係者

○老師

 162セル 年齢不詳

 長い白髪と長い白髭に碧色の瞳をしていて茶色のローブを纏った謎の人物。康司の両腕に魔生物を植えつける。何かの実験をしているようだがその目的は不明。またいったい何歳なのか一切の過去も不明な喰えないじいさん。


○32号 (イーリス)

 145セル 12歳

 老師の洞窟で康司が出会った少女。肩までのくせのある金髪をもつ。

 口では他人に関わらないよう康司に諭すが、自分は康司を気遣う心優しい面をもつ。物心ついたころから老師の洞窟に暮らしていて外界を知らない。

 目が見えないが気配で周囲の状況を把握できる能力を持つ。それとは別に魔獣を従える能力を持っていた。彼女が相手だと知らないまま戦った康司との戦闘で片腕を失い、その能力を奪われ、命を失う。ファナを康司に託して息を引き取った。


○29号

 年齢は不詳。

 老師達にモルモティアと呼ばれる実験的な能力を付与された人間の一人。長く腰まである白髪をバンダナで留めた自分を康司の大先輩だと言う飄々とした細身の男。細くつり上がった目をした狐顔をしている。樹木の枝を自由に飛び回り茨を自由自在に扱い敵を攻撃する能力の持ち主。

 ヤシュト郊外で康司に襲いかかり敗れて能力を奪われた。


○42号

 モルモティアの一人。26歳 176セル

 本来は金髪のショートカットの女性。

 他人に化ける擬態の能力と毒針などの暗殺系の技を使う。

 ヌマンシアの街まで逃れてきた康司にイーリスに化けるという方法で近付くが、あと一歩の所でファナに偽物であることを見破られ康司に能力を奪われた挙げ句、最後はマルコに絞め殺された。


○大剣を扱う男

 192セルの大男。康司の最初の訓練の相手であり、初めて殺した相手。アヴァの相手の能力を奪う力により、初めて能力を奪った相手でもある。

 筋肉ムキムキのボディービルダーのようなマッチョな体をしており、ロマニールの武道大会で優勝した程の大剣の腕の持ち主。貴族のお嬢様の護衛をしていたが、濡れ衣を着せられ追われる身に。仕官を夢見て老師の口車に乗って康司と戦った。

 


(2)洞窟脱出~ヤシュト村


○8人の野盗

 街道にいた康司に襲いかかったが返り討ちにあう。命までは奪われなかったが1人を除いては能力を奪われ、街道の木に縛られた。

 その後は馬にも乗れず、剣も扱えない野盗としては使い物にならなくなっていたことで7人とも始末されてしまう。

 1人は康司の隙を見て馬で逃げ出すが、この男を逃がしてしまった事と、7人を生かしたまま縛るだけにとどめた事が後のヤシュトの悲劇を生むことになる。



○トマス

 175セル 42歳

 ヤシュト村の雑貨を売る商人。

 エリンの父親。オレンジ色の短い髪に揉み上げを顎まで伸ばしている。

 街道脇で眠り込んでいた康司を心配して声をかけた。人が良く、他人への親切は自分に返ってくるというのが信条だった。

 康司への復讐と掛けられた賞金を得るために村を襲ってきた野盗と一人で戦うが力尽きる。娘のエリンに康司を恨まないように言い残してこの世を去った。


○エリン

 158セル 15歳

 ヤシュト村のトマスの娘。ロマニールには商売の修業に出ている兄がいる。

 少し赤みがかった金髪を頭の後ろで三つ編みにしている。美少女ではないが笑うと愛嬌のある顔立ちをした娘。

 父と兄と3人でヤシュトで商売をして暮らすのが夢だった。


 いつも人に親切にして家にまで連れてきてしまうトマスを心配しつつも、同じくらい自分もお人好し。

 出身を尋ねられて記憶がないと嘘をついた康司に村の案内をかってでるなど優しい心の持ち主だった。

 だが、康司を追ってヤシュトを襲ってきた野盗に父を殺され、康司と康司を信じた自分が赦せないまま恨みを抱えてこれから生きることになる。


○ウーゴ

 178セル 25歳

 トマスの同僚。肩ぐらいまでの金髪を首の後ろで縛って纏めている。身重の妻を抱え、もうすぐ父親になるのを楽しみにしていた。康司を追ってヤシュトを襲ってきた野盗に命を奪われる。


○アニタ

 ウーゴの妻

 もうすぐウーゴとの子供の出産を控えていた。


○野盗の頭

 ヤシュト近辺を根城にしていた50人程の野盗を率いていた。二刀流の使い手。

 自分の部下を使い物にならなくし、闇のギルドからの10万ユール(日本円で1千万円ほど)の賞金首でもあった康司を探してヤシュトを襲う。

 


(3)ヌマンシア


○マリベル

 160セル 33歳

 康司がヌマンシアで留まる双子のイルカ亭という宿を営む女性。

 長い黒髪を後で纏めてテキパキと働く。

 ヌマンシアにやって来たばかりの康司を気遣い色々と世話をやく。

 夫とは死別。普段は一人で宿を切り盛りしていた。


 その優しさに癒された康司が好意を持ち始めた矢先、闇のギルドの賞金を狙って康司を追ってきたアントンの手下に拐われてしまう。

 

○マリー

 双子のイルカ亭の裏に住む主婦。マリベルか忙しいときは双子のイルカ亭を手伝っていた。

 マリベルが拐われたときに気がついて康司に知らせる。


○ソニア

 ヌマンシアの街の冒険者ギルドの受付をしている女性。ブルネットのカールした長い髪と淡い緑色の瞳を持つ。 ただ受付しかできない女性ではなくギルドの支部長であるロレーヌの片腕でもあり、自身も治癒の魔法の心得がある冒険者。


○ロレーヌ

 ヌマンシアの冒険者ギルドの支部長。


 長い白髪を頭の後ろで三つ編みにして丸い毛糸の帽子をかぶっている。 康司と初めて出会ったのは、介護を必要とする依頼主として新人冒険者を試す姿であった。

 いささか理不尽な依頼を懸命にこなす康司に好感を持つ。


 アントンとの戦闘のあと康司から傷付いたマリベルを引き取り、康司にコウジという本名もフェルという偽名も捨てて、赤毛の冒険者クラウとして生きるよう勧めてヌマンシアを送り出した。


○アントン

 180セル 33歳

 25万ユールに増額された賞金首である康司を追ってヌマンシアに現れた野盗の頭。闇のギルドの末端の構成員でもある。

 眼鏡をして片側の唇をつり上げるような嫌な笑い方をする男。

 黒髪の姿の康司を追っていた為、宿を出たあと赤毛のクラウとなる康司を何度も部下が見失ってしまうことに業を煮やしマリベルを拐って康司を呼び出した。


(4)帝国の中枢にいる人間


○アウレリオ=ベッテガ

 神聖シャンハール帝国の執政官

 

 この帝国の実質的な政治の実務はこの男が担っている。

 しかしながら、何だかんだと介入してくるシャンハール教の教会勢力に手を焼いている。


○アルメリコ=カンピオーネ

 シャンハール教の枢機卿

 目前に迫っているかもしれないホーエン大使の警告に対しても神の加護があるこの国には無用なものとして大使を勝手に追い返してしまう。



【トリアード王国】

○ダリウス=モントゴメリー

 トリアード国王 34歳 190セル


 亜麻色の髪をオールバックにして固めている。

 父王の病死により国王となる。皇太子時代は自ら望んで最前線の激務である特務師団に所属。身の危険を省みない活躍で反乱の鎮圧、盗賊団の捕縛、人質籠城事件の解決など、次々と事件の解決に尽力し、即位前は師団長を務めていた。


 国王に即位してからはその的確な指示で財政を安定させると共に軍に対しては装備の最新鋭化や編制の整理を行い、より精鋭へと強化している。

 


○ケイト=ウィーバー

 首席秘書官 28歳 173セル


 聡明な頭脳を持つ美しい女性。元々特務師団長時代のダリウスの副官をしていた。その有能さからダリウスの意思でそのまま首席秘書官に抜擢された。

 赤茶色の肩までの髪を持ち、軍で鍛えられた贅肉のない体に女性らしい部分はその存在感が凄い。


○ギャリソン

 ホーエンの王都コーベンに駐在するトリアードの大使


 其ほど能力は高くなく、前王時代から赴任していた。



【サウザン=ユナイト】

○テイムール

 連合代表 兼 代表都市マドロル代表

 55歳 178セル


 浅黒い肌に黒髪の少しふっくらした体格の男。

 元々は穀物と木材を扱う商会の代表で父から商会を継いだ2代目。今は弟と息子に商会を任せて代表の仕事に専念している。

 

○アルサング

 都市国家バンガールの代表

 49歳 181セル


 少し茶色が交じった金髪をした引き締まった体の男。

 元々はバンガールの海運業者の代表。

 荒くれものを纏めてきたことから胆力もあり、テイムールも信頼している。


○南海からの難民

 船で遭難しているところを保護された難民。南海を越えてきたという主張に連合の誰もがあり得ないと考えていた。



【ストランド王国】

○ミハイル=クライン

 ストランド国王 51歳 175セル


 赤ら顔でかなり太っているが典医からは健康に問題ないと言われている。

 先代までは厳しい冬になると食料不足から餓死者を出すほど厳しい環境にあったが、ミハイルが即位してからは、トリアードや神聖シャンハール帝国との交易を積極的に行い、国として食糧の備蓄を計画的に行うなどの施策により、現在は安定させるなどそれなりに有能な男。

 ただ娘3人の話になると途端に判断力が狂って来るようだ。


○ナターリア=クライン

 ストランド王妃 43歳 169セル


 3人の娘と1人の息子の母。容姿はそれなりだが太りめ。

 普段は控え目だがミハイルの判断がおかしいと思うとストレートに意見をぶつけてくる。旨く夫を操縦している。


○アレクセイ=アシュリー

 ストランド王室魔術師 62歳 185セル


 ミハイルが即位してから23年間ずっと王室魔術師として支えてきた。ミハイルの信頼も厚く何事もアレクセイとの相談の上で決断している。

 ホーエンに留学しているミシェルの父親。美人でありながら不器用なミシェルの行く末を心配している。



【エグバート】

○シダーグ

 現在ローメリア全土を覆いつつある不穏な情勢の大元。

 エグバートと同じような弱肉強食の世界をローメリア全体に拡げるためにマフナーズに指示をして各地で事を起こしはじめた。


○マフナーズ

 シダーグに仕える魔法武道家の女性

 あらゆる武芸に優れ、他国のものが闇の魔法と呼ぶ魔法に精通している。

 弟子を多数抱えるが、そのなかでも優秀な者13人に各地で騒乱を起こすように指示している。


○シャハーブ

 マフナーズの弟子。

 その位置付けは第12位。

 槍術と闇魔法に優れている。

 ホーエン各地事件を起こし、王都コーベンの地下に魔獣を潜ませ、王都を壊滅の危機にさらさせた。

 《神速》を使った敏文と互角にやりあえる程の力がある。


○マフナーズの弟子達

 数多くの弟子がいるが、特にその中の13人が優れていてマフナーズ13人衆と言われている。既にローメリア全土に騒乱をおこすため動いている。



一旦設定はここで終わって、本編に戻ります。


この後また数話クラウ(康司)の話を書かせて頂きたいと思います。

設定載せた直後にまたキャラが増えてしまいますが、御容赦ください。

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