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第34話 御前会議

再びホーエンの話になります。


2014.4.18 話を大きく修正しました。

「これより、御前会議を開催する!」


 キジマール宰相はホーエン王宮の大会議室で、昨今の魔獣、魔道具による事件の対策会議の開催を宣言した。


 一段高い玉座に国王が付く。


 国王に向かって右側に、キジマール宰相、副宰相のガトー子爵、宰相補の王弟トモナリ、財務卿のオオクル子爵、陸軍卿のオイワ伯爵、海軍卿のタチバナ伯爵、工務卿のトウド伯爵等の国務担当の貴族が席に付いていおり、後列には国軍の各兵団の団長と参謀達が座っている。


 そして国王に向かって左側に、ミナミー島のキドー公爵、キタノダ島のモノーノベ公爵、トーブ島のオークマ侯爵、ホーエン本島のヤマナ侯爵等侯爵以上の貴族と、その次席に魔法・生物研究所のオズーノ他各研究所の所長が席を占める。


 間を開けた国王正面には、伯爵以下の領地を持つ貴族達が数列に分かれて着席した。

 其々の背後は随員達で席が埋められていた。


 キジマール宰相は参加者に今日の会議の目的を説明した。

「本日は、ホーエン国内で最近頻発している魔獣や魔道具が絡む事件について、その情報の共有と対応策を協議する為にお集まり頂いた。まずは、起こっている事象の確認をしたい。ガトー副宰相より説明する」


 ガトー副宰相が立ち上がり、国王に向かって一礼すると、説明を始める。

「この2ヶ月程の間にホーエン国内において里や村が多数の魔獣の襲撃を受けたり、これまでにはなかった特徴の魔道具が犯罪に用いられるケースが頻発しております。この地図を御覧ください」

 ガトー副宰相は壁にかけられた大きなホーエン国内の地図の側に移動する。


「まず発生したのは2ヶ月前キタノダ島のシレト村です」

 ガトー副宰相はキタノダ島の東端をさす。

「ここでは、魔道具を首に巻き凶暴化し魔獣となった巨大な複数の熊、ホワイトマークベアに村人達が襲われ、多数の犠牲が発生いたしました。現在はモノーノベ公爵直属の兵による討伐により、殲滅済です」


 ガトー副宰相の指示で係官がはしごを登り高い位置にあるシレト村に赤い玉がついたピンを刺す。


 そして次にガトー副宰相はトーブ島の北東部を指した。

「次にトーブ島のトーノの里で魔道具により精神に異常をきたした住人が、大量殺人を犯しました。この犯人は自殺して事件は終息しております」

 また係官はトーノの里にピンを刺す。


「次にミナミー島のウワジにて何者かに仕掛けられた魔道具により、森がひとつとそれに隣接した多数の果樹園の樹木が枯れてしまうという事象が発生しております」

「次にニシノベ島のシーバにて散魔石の影響で発生したグレイウルフの襲撃により、里の過半が犠牲となっております。合わせて発生した多数の魔獣と共にノーギ男爵直属の兵により掃討済です」

「次に同じくニシノベ島のタバルー山中で魔法を吸収する魔道具を使用した強盗団が……」

「次にホーエン本島のワビー湖で……」

「次に同じくホーエン本島のスワン近郊で……」

「次にトーブ島のザオーの森で……」

 ガトー副宰相の話の流れに合わせて係官は次々に赤いピンを刺していく。


「そしてつい先日ホーエン本島の近海でナツキ様が乗られていた王室専用船が数百のバットエイプと魔杭の刺さった巨大な鯨に襲われるという事態が発生しました。これは、近衛と探検者の手により撃退されております」

 ガトー副宰相がそう言うと係官は最後に王都の近海に赤いピンを刺した。


「御覧の通り、たった2ヶ月の間にこれだけの大きな事件が続いております。そしてその全てに何らかの魔道具が絡んでいることが解っております。私からは以上です」

 ガトー副宰相はその場で国王に一礼すると自分の席に着いた。


「確かに続いて発生しておるし、ナツキ様の専用船の襲撃や、里や村が甚大な被害を受けたものがあるようだが、魔道具を使用した犯罪がこれまで全くなかった訳ではあるまい。この9つの事件を一連のものとする根拠があるのか?」

 ヤマナ侯爵からの質問にガトー副宰相が答える。

「はい、これらの事件に使われた魔道具には共通点があります。その点については、解析に当たって頂いた魔法・生物研究所の方から説明を頂きます」


 ガトー副宰相の話を受けてオズーノが話を始めた。

「これらの事例に使われた魔道具じゃが、闇の魔法により作成され、闇の魔法の力を発揮するものじゃった。一番最近の専用船の事例のものは解析の途中じゃが、巨大な鯨を操っておった魔道具の方は恐らく関係しておると考えておる。闇の魔法は、人を含む動物、植物などを意のままに操ったり、人から魔力や、生気を吸い取り死に至らしめることが可能じゃ」


「闇の…………」

「もう、ホーエンでは数百年使われていないはずでは……」

 会議室がざわついている。


 キドー公爵がオズーノに尋ねる。

「散魔石は自然に出来る場合もあると聞くが、シーバの事例は偶発ではないのか?」


「いや、シーバの事例は偶発ではないのじゃ。その件の原因となった散魔石はこちらにあるものじゃが、……あ、もう壊れておるから問題ない。で、見てもらうとわかるのじゃが、元は極めて丸く加工されておっての。周りに紋様が刻まれておる。それらは文献にある闇魔法の物と同じものであった」


 腰を浮かす貴族達を見てオズーノが影響ないことを伝えて安心させる。ただ後段の話に会議室は再びざわつき始めた。


「とすると、オズーノ殿や宰相殿は何者かが意図的に事件を起こしているとそう仰るのですな」

 再びキドー公爵が確認する。


「これらの闇の魔道具を並べて、全て偶然で無関係と片付けるほど、わしは楽観的にはなれんがの。何者かがホーエンに禍をもたらそうとしておると考えるべきじゃろう」


 再び会議室がざわつく。


「何者かの見当はついておるのか?」

 モノーノベ公爵が声をあげる。


「いえ、現在はまだ。ただ、トーノの里、シーバの里、タバルーの強盗、ウワジの森の事例では不審な者どもが目撃あるいは関わっていることが確認されております。それらの者が今回の件全体に関わっている疑いが高く、現在、行方を追っている状態です」

 ガトー副宰相の説明に対して、今度は陸軍卿のオイワ伯爵が疑問を呈する。

「そもそも、それらの闇の魔道具、出所が解るものなのか?」


「それについては魔法・生物研究所で材質やつけられておる魔石等から分析をわしの部下たちが進めておる。今少し時間がかかりそうじゃ」


「それらの分析はオズーノ殿達にお任せするとしても、我ら領主と国軍は何を成すべきか考えねばならんな。今までのような村や里ではなく大きな街、いや、万が一王都で異変が起きれば大変な事態となる。備えが必要だと考えるがいかがか?」

 キドー公爵が周囲に同意を求める。


「そう仰るがどのような備えを……」

 伯爵以下の貴族達が囁きあっている。


「今回、一連の事件の中で、魔獣の撃退に成功され魔道具破壊を行われた方のご経験を伺っておきたいのだが、ご教示頂けないだろうか」


 そう言ったのはトモナリだ。

(よい流れを作ってくれた)

 そう考えたキジマール宰相はまずはモノーノベ公爵に話を振る。

「モノーノベ公爵殿、貴公は直属の兵を持って魔獣となった大熊、ホワイトマークベアを撃退されておられる。どのように対応されたのかお聞かせ頂けませんかな」


 キジマール宰相の話を受けて、モノーノベ公爵がおもむろに立ち上がる。

「ワシは日頃から配下の兵の育成に留意しており、このような…………」


(この御仁の話は長いし、要領を得ないから解りづらいのだが、席次上、最初にしておかねば後々機嫌が悪くなって面倒じゃからの)

 キジマール宰相は常に侯爵以上の上級貴族についてはその対応に苦慮していた。下手にヘソを曲げられると全体に影響しかねないからだ。


「魔獣襲来の方を受けたワシは、直ぐ様、兵の派遣を指示したのじゃ。部下の中には反対の意見もあったのじゃが、そこはワシが急いで派兵するように…………」


(わしが聞いた所では、早急に派兵すべしという部下の進言に、貴重な兵を辺境の村ひとつの為に出すなど、と散々渋った挙げ句、母親に叱られてやっと腰を上げたと聞いておる。全く物は言い様じゃな)

 キジマール宰相は内心溜め息をつきながら話を聞いている。


「これも日頃の…………」

「ワシはつねづね…………」

「であるから…………」

「要は…………」


(全然話が要約されん。結局は何が役に立つのか全く解らんじゃないか。どうも要は兵士と魔法士の数で押しきったというだけか。それなりに犠牲も出たようだな)


 キジマール宰相が周りを見渡すと、話の長さに参加者達が辟易しているようだ。


(そろそろ止めるかの)


 キジマール宰相は話が切れた一瞬に、公爵に礼をいう。


「さすがは北方の要であるモノーノベ公爵家ですな。日頃から兵と魔法士の数をしっかり揃えておられるからこそ、きちんと撃退されたということですな。ありがとうございます」

「そ、そう言うことじゃ」

 モノーノベ公爵は、少し話足りなさそうだったが、席についた。会議室にホッとした空気が流れる。


(ここからが肝心の所じゃの)

 そう考えながらキジマール宰相は話を進める。

「では、次にシーバのグレイウルフ他の多数の魔獣の襲撃に対応されたノーギ男爵に話を聞こうか。簡潔にの」


 ノーギ男爵が立ち上がる。


(この男は国軍出身故、簡潔に済むじゃろう)

 キジマール宰相はノーギ男爵を見て目で訴えた。

 その視線に大きく頷いたノーギ男爵が報告を始める。

「はっ、ではご説明します。シーバの事例は、人工的に作られた散魔石をシーバ郊外の山中に仕掛けられた事により、近隣の動物達が魔獣化したことが原因です。襲撃の報直後に通常戦力で2個小隊を派遣しましたが、魔獣には有効でないと知り、当家にありました破魔の武具で装備した部隊で掃討戦を行いました。対象の魔獣には破魔の武具、そしてやはり魔法が有効です。そして、魔道具の破壊に際してもです」


「どれ程の敵にどれくらいの人数を充てたのか?」

 オイワ伯爵が尋ねる。


「掃討した魔獣の数は当初のグレイウルフを含め357頭です。当方は用意できた破魔の武具が3個小隊150名分が精一杯でしたので、ミヤザの守りに1個小隊、シーバ以外に発生した場合の予備兵力として1個小隊を残した結果、投入したのは1個小隊50名です。私が直接指揮し、協力者3名の合わせて54名で討伐隊を編成しました」


「300を超える魔獣に50名少しと言うのは無謀ではないのか? 貴殿らしくないな」

 オイワ伯爵が首を傾げる。


「当初は、グレイウルフのみ多くとも20程度と踏んでいたのです。実際に里から去ったグレイウルフの数が10程度でしたので、そういうつもりだったのですが、いざ、グレイウルフを残り1頭まで削ったところで、グレイウルフの遠吠えをきっかけに突然周りを200を超える魔獣に囲まれたのです。その後も増え続け、結果的には300を超える魔獣と対峙する羽目になりました。結果、討伐隊の半数が負傷し、8名の死者を出してしまいました。痛恨の極みです」


「よくその程度で済んだな」

 トモナリが感心する。

「はい、やはり破魔の武具で固めていたことと、協力者に強力な魔法を使える者がおりましたので。結果、散魔石を魔法で破壊したことにより、それ以上の魔獣の増加を防ぎ、掃討を終えることができました」


 そこでノーギ男爵は隣を見て頷く。

「閣下、ここで、私の随員に発言をお許し頂いてもよろしいでしょうか」

 キジマール宰相は国王の顔を見て、その同意を確認するとノーギ男爵に許可する。

「よかろう。話させよ」


 するとノーギ男爵の隣にいた元王宮魔法士のダイカクが立ち上がる。

「ご発言をお許し頂き、感謝いたします。ノーギ男爵家にお世話になっておりますダイカクと申します」

 ダイカクの名乗りに、会議室がざわざわし始める。


「彼は名誉ある王宮魔法士を自ら辞した男ではないか……」

「今はノーギ男爵のところにおったのか……」


 ダイカクは会場のざわつきを意に介さず、話を始める。

「今回のノーギ男爵の討伐隊に、及ばずながら私と私の2人の弟子が参加いたしておりました。1点だけ皆様にご留意をいただきたい。当該の散魔石には雷と水の魔法に対する防御能力が備わっておりました。結果、私自身ではこれを破壊することができず、弟子の火の魔法により漸く破壊できたのです。相手は並みではない魔法士、あるいはそれを抱える組織かもしれません。魔獣を退け、闇の魔道具を破壊するのに魔法士の力が必須ですが、1属性だけの魔法士では対応しきれない可能性もあります。属性の異なる上級魔法を操る上級魔法士ないしは魔法士2人以上であたるのが望ましいかと愚考いたします」


 キジマール宰相はノーギ男爵とダイカクに対して発言の礼をいう。

「二人とも、説明ならびに献言感謝する」


「高スキルの2人以上の魔法士か上級魔法士か……」

「上級の貴族家であればともかく、小体の当家では……」

「破魔の武具もそろえる必要があるのか……。くっ、きびしいな」

 会議室が再びざわつく。


 その時、タチバナ伯爵が提案する。

「なにも、自前で全てを賄う必要はないのではないか? 侯爵家以上の大所ならともかく、男爵家や子爵家、場合によっては伯爵家でも一から準備するのには相当に時間がかかろう。ならば、出来る限りは備えた上で、緊急時は国軍への救援要請を行えばよいし、または必要な期間だけ探検者を雇えばよいではないか。実際、我が領地の事件も、先日の王室専用船の襲撃も探検者の力が解決に大きく役立っておるし」


「おお、そういう手もあるか……」

「でも、どこの馬の骨ともわからぬものに、領内の命運をまかせるなど……」

「背に腹は変えられんか」

「領地を自前の兵で守れないなど貴族としての矜持が……」

「体面だけで守ることはできまい」

「いや、誇りあるホーエン貴族としては……」

 各家はいろいろ事情がありそうだ。


 キジマール宰相はあらかじめ相談してあった財務卿オオクル子爵の顔を見る。彼が頷くのを確認すると会議室全体にこう説明した。

「今回、自前で対応することを考えるものには、国庫より融資を行う用意がある。また、必要ならば、破魔の武具を貸与することも受け付けよう。また、適切な冒険者の斡旋を希望するものがおれば、その旨宰相府まで申し出るがよろしかろう」


 会議室、特に伯爵以下の貴族達の席がざわついている。

「別に本日でなくともかまわん。各家でよく検討のうえ、申し出られたい。なお、各家で対応が困難なほど、大規模な襲撃があった場合に備えて、陸海の両国軍には緊急出動の準備をさせておく。但し出動要請は速やかに行うべし。迷っているうちに出動が遅れれば、それだけ現場への到着が遅れる。そうなっては対処できたものもできなくなる可能性があるからの」


 そして、合わせて以下を通達する。

「また、本件に関わったと見られる不審な者共の情報についても、当方でわかっているものを後ほど各家に通知する。もし、関連すると見られる情報があった場合、該当のものと思われるものを領内で発見した場合は、速やかに宰相府まで情報を伝えられたい」


 小体の各貴族たちは、すぐに判断できず悩んでいるようだ。キジマール宰相は合わせて大所の貴族達に釘をさす。

「侯爵家以上の方々にお願いしたい。国内の魔法士たちを必要以上に確保せぬようにお願いしたい。小体の貴族たちが自領を守りたくとも、魔法士が足らぬということにならないようにです。……お願いしますぞ」


「王都の防備はどうされるのです」

 貴族のひとりから声があがる。

「王都は、国軍、特に近衛兵団と王都駐在の陸海両軍精鋭であたる。また、現在、破魔の武具の配備拡充を急ぐと共に、ナーラの陽光の神殿とミナミー島の刀匠たちの協力の元、破魔の武具を増産しておる。また、必要に応じて王都におる探検者たちにも非常召集をかけることも考えておる」


「他に意見があるものがおるか?」

 キジマール宰相は会議室全体を見回したが、特に意見はないようだ。そこで宰相は国王に締めの発言をするように目で訴える。

「みな、忙しい中大儀であった。今回の件はホーエンの国を揺るがしかねない事態になる可能性もあると考えておる。皆心してあたるように。なにかあれば宰相に相談するように。では解散せよ」


 解散の宣があったが、貴族たちは、すぐには去ろうとはしなかった。互いにどうするかを探り合っているようだ。貴族というのは体面にこだわるものが多いようだ。

(ま、その内こっそり宰相府に申し出てくるものたちが増えてこよう)


 キジマール宰相が一息ついているとノーギ男爵とタチバナ伯爵が近づいてくる。

「ご両所、ご苦労であった」


 キジマール宰相のねぎらいの言葉に2人は会釈で応える。

「いえ」

「宰相殿こそ、お取纏めご苦労に存ずる」

「ところで、宰相殿。探検者の斡旋とおっしゃっておられましたが、どうなさるのです」

 タチバナ伯爵が聞いてきた。


「組合長のドーセツとは昵懇じゃしの。すでに相談済じゃ。対象となる、紫、青、それに上級魔法を使うことの可能な者を加えておる赤のクラスまで探検者のリストアップを頼んでおる」

「そうでしたか」

「あ、ところでひとつご両所に頼みがあるのじゃが」

「なんでございましょう」

「なんなりと」

「ご両所に縁のある[ミスティック]じゃが。今回彼らにはずいぶんと働いてもらうことになると思うのでな、ノーギ、タチバナ両家だけとはいかんだろうと思うからそのつもりでおってくれ」

「と、申しますと?」

 タチバナ伯爵が言う。


「なに、まだ探検者ランクが黄色であれだけの実力を持っているものは他にはおるまい。黄色、まあその内赤になるかもしれんが、それにしても、紫や青のチームにくらべれば格段に安く依頼できよう。じゃから、もし小体の貴族からの要請があった場合で、その懐具合が苦しい場合は、彼らに働いてもらおうと思っての」


「「……こき使うと?」」

 2人が声をそろえて言う。


「言葉は選んでくれんかの。活躍してもらうというておるのじゃ」

「「…………」」


 2人は返す言葉がなかった。


(ふっふっふ。あれだけの力、有効に使ってやらねばもったいないではないか)

 キジマール宰相は不敵に笑う。


「さて、今夜あたりドーセツと一杯やるとするかの」

どうやらトシフミ達はこれからコキ使われるようです。


どう使ってやろうか……。(キジマール&作者談)

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