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とある公爵の独白  作者: カイガラ


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独白8

皆王子が産まれたことで舞い上がっていた。だからアマンダ様の心の傷に気づけていなかった…産後面会ができるようになり4人でアマンダ様に会いに行った。

そこで私達3人は気づいたアマンダ様の目に光がないことを…最近王が上の空だったのはこのことが原因だったのか。


「王妃様…申し訳ありませんでした!」

「「申し訳ありませんでした!」」


ランスロットの頭を無理やりつかみ下げさせる。


「陛下から聞いたわ。貴方達は何度も止めてくれたそうね。」

「しかし止められませんでした。」

「しょうが無いわ。王命だもの…あの方泣きながら私に王命を言ったのよ。」

「では?!」

「ええ。もうあの子はシャルル妃のところよ」

「それはあまりにも!」

「いいのよあの子、リュシアード私にそっくりなの。きっと皆気づくはずよ。そしてきっと非道なことをした陛下やシャルル妃を皆冷たい目で見るでしょ?」


確かに臣下の間では王妃によく似た赤子を自分の子供かのように自慢げに抱いて歩くシャルル妃とそれを許している王を嘲笑う声が聞こえてきていた。しかし誰も嘲笑う臣下を咎めはしない。皆が同じことを思っているから王自身さえも。


「私のちょっとした復讐よ。それにねあの子の教育には口を出していいとも言われているのよ?あの子が物心着いたら鏡を見て誰が母親かわかるでしょ?」

「ええ確かにそうですね」

「王子にこのようなことを言っては不敬にあたりますが、余程の馬鹿に育たない限り。」

「うふふ。そうでしょ?それに私には…」

「王妃様。お加減いかがですか?」


入ってきたのは王太子のルドガー殿下だ。


「王太子殿下わざわざありがとうございます。」

「先程弟に会ってきたのですが、王妃様にそっくりで可愛かったです!」

「あら、そうですかそれは嬉しいです。」

「でも…王妃様に似ていると言ったらシャルル様に怒られました…」

「あら!うふふ王太子良くやりましたね!」

「でも…シャルル様に叱られました。」


そう言って王妃様に抱きつく王太子の頭を撫でて微笑む姿はとても美しかった。


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