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とある公爵の独白  作者: カイガラ


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独白7

それから幾日もかけてアマンダ様にどう伝えるかランスロットを除いた4人で相談したが名案が浮かばず出産の日にちが近づいてきた。


「どうするんだ?!もう日がないぞ!」

「ヘンドリック…お前ほんとにろくでもないな。」

「うぅ…すまない…」


皆焦っていた。アマンダ様が傷つくのは避けられない。しかし最小限にしなければ…王のためではない。ほかの2人も民のために頑張ってきた王妃様のため、本当なら子供をシャルルに渡すなどしたくない。しかし王命と言われてしまったのだ。あいつはあの日の後自分たちの妻も妊娠していることがわかった私達は、考え直し説得しようとした私達に王命として王妃アマンダの子をシャルル妃を育て親として決定すると。あいつは5人だけで執務室にいる時に王命を使った。私達3人は失望この一言だった。しかし王妃様のために知恵を絞った。

しかしそんな努力も無駄になった。


「陛下!陛下!大変でございます!」


それは5人でどうするか相談している時いつも冷静な執事が慌てた様子でドアを乱暴に叩いた。


「入れ、どうした?」

「失礼致します!シャルル様がアマンダ様にお会いになり…」


執事が全て言う前に全員が執務室から飛び出した。

恐れていたことが起きてしまった。シャルルにも王にも怒りが収まらないしかし何より自分に腹が立っていた。この国宰相でありながら…自分はこれでも頭がいい方だと思っていた。きっと何か妙案が思い浮かぶと…

たどり着いた時にはアマンダ様は苦しそうな顔で倒れておりドレスから赤い血がすぐにシャルル妃を別室に連れていきアマンダ様をベッドに寝かせた。


「ア、アマンダ…すまない…すまない…」

「「「王妃様…」」」

「陛下!このままでは母子共に危険です!すぐにお産の準備に取り掛かります!」

「許可する急いでくれ」

「はい!」


それからどれくらいたっただろう私達は部屋の外で無言で立っていた。すると


「おぎゃぁ!おぎゃぁ!」


元気な産声が聞こえ皆その場に座り込んでしまった。しかしヘンドリックだけは部屋に入りまっさきにアマンダ様の様態を聞いた。母子共に無事 その言葉が医者から聞かされると王も力尽きたかのように座り込んだ。産後すぐ私達は会えないので一旦帰ることにした。あの産声を聞いた時私も妻に会いたくなり帰宅してすぐに妻を抱きしめた。


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