独白6
ランスロットを黙らせまた王に向き直る。
「このことアマンダ様には?」
「まだ言ってない。」
「懸命だな。まだ安定していない今そんなこと聞かされたら最悪流れてしまうかもしれんからな。」
「おい!誰かいるか?」
「宰相閣下お呼びでしょうか?」
「アマンダ様にシャルル妃を近づけさせるな!絶対だ。もしもの事があったら命令したものに罰を与える。いいですね王よ。」
「ああ…宰相の言う通りにするように。」
「かしこまりました。」
執事が出ていってから私達は王を睨みつけ3人で忠告する。
「ソフィア様が亡くなって1番にお前を支えたアマンダ様にあまりにも酷い仕打ちではないか?」
「お前は王だろう?何故側室なんかの言葉に従う。」
「お前だってシャルル妃が礼儀作法すら出来ていないの知っているだろう。子供に教えるなど無理に決まっている。」
「それは…」
「ヘンドリック何故お前は女のことになるとポンコツになる。普段のお前なら絶対しないだろう…」
「しかし、シャルルが自分を殺せというのだ。私はもう愛するものを失いたくない!」
この王のタチの悪いのは、見境なく遊ぶのではなく一人一人を愛しているのだよって皆を側室に向かい入れたため今では後宮はかなりの数の側室がいる。しかも全員愛しているなどほざくものだから追い出すこともできない。しかしそろそろどうにかせねば後宮だけでかなりの予算が必要だ。今まではソフィア様やアマンダ様がどうにか回してくれソフィア様亡き後はアマンダ様が1人で予算を上手く回してくれている。しかし今回のことで王に愛想を尽かして後宮の仕事を放棄してしまう可能性だってあるのだ。側室は減らすべきだな。
「いいか。ヘンドリック子供が安定期になったらアマンダ様に話すのだ。いいかお前は土下座してでも足りないくらい酷いことをアマンダ様にお願いするのだ。それは覚悟していけよ。」
「わ、分かった。」
「財務大臣として、今回でお子も2人生まれたもう側室も減らせ。」
「それは…絶対か?」
「お前国が財政難で滅びるぞ!お前と同じような思いを王太子様にさせる気か?」
「そのようなつもりはない!王宮での問題で民達が被害を受けないようにする。勿論ルドガーに借金など背負わせん。」
「当たり前だ!もしそんなことが起きたら俺たちはお前を討つ。」
私達の真剣な顔を見て再度ヘンドリックは頷いた。




