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白撃竜とのレベル差約120③

シグが、白撃竜リヴァエと戦い始めて約1時間30分。

シグの銃撃回数は1000回を超えた頃、やっと白撃竜リヴァエを倒すことが出来た。

あまりにも地道な戦い方に、その戦い方を行ったシグも無茶な作戦だったと感じた。


倒された白撃竜リヴァエは、赤い光になり、姿を消す。

それと同時にシグの目の前に、白く輝く宝箱が出現する。

その宝箱の元へ向かおうと思ったシグだったが、シグに1時間30分という長期戦の疲労が乗っかった。

シグは、倒れ込む。

「終わったァァ。」

達成感により思わず声に出てしまう。

数分倒れていた後体を起こして、シグは白く輝く宝箱を空けた。


開けた中に入っていたのは、《白撃の羽衣》、《白撃の指輪》という装備品と、《白き竜爪》というドロップ品だった。

そして、それと同様にシグは、新しいスキルを2つ、新しい魔法を1つ獲得した。


スキル《竜殺し》―――龍を殺した称号でありスキル。全ての基本ステータスが1.5倍になる。


スキル《貫通を制し銃王》―――魔法銃における通常攻撃が防御を貫通するようになる。防御力におけるダメージカットが効かなくなる。


魔法《白撃竜の閃き》―――1分の間、魔法銃における通常攻撃を、白いレーザーにする。そのレーザーは、通常攻撃の5倍の攻撃力を持つ。


シグは、ウィンドウで新しい魔法とスキルを確認した。

(どれも使えそうだな。)


そしてシグは、宝箱に入っていた装備品の《白撃の指輪》を左手の人差し指につけた。

指輪は、特に何も嫌では無かったのだが……。


もうひとつの装備品である《白撃の羽衣》は、真っ白い着物のような装備だった。

(白い着物か。少し恥ずかしいが、初期スキンは嫌だし、こっちの方がいいかな。)

あまり着ることがなく、動くのも面倒くさそうな着物という部類の服に嫌悪感を抱くシグだったが、最初から着ている装備であるいわゆる初期スキンが嫌だったために仕方がなく《白撃の羽衣》に腕を通した。



シグ・ザウエル

Lv.72 魔法銃

スキル 《初級魔法銃士》,《狼の魔力》,《竜殺し》,《貫通を制し銃王》,

魔法 《一撃射撃》,《白撃竜の閃き》

HP―――6800 MP―――2300

ステータス

STR―――0

AGI―――86

INT―――429

VIT―――0

DEX―――0

DEF―――0

装備

《白撃の羽衣》

《白撃の指輪》



すいません、話をくぎりたかったので少し短いです。

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[気になる点] 偏見で主語の大きい言葉を使うもんじゃない(:3_ヽ)_
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