表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

116/146

第114話 竜人に食事を準備しよう

 家の中に入ると、ドラッヘは感心したように言う。


 「なかなか立派な作りだな。」


 「ドラッヘの住んで居る家は似たような作りなのか?」


 「見たところ、まぁ変わらぬな。ただ、住居に使うのは木材ではなく、石材だがな。」


 「そうなのか。空いてる部屋に案内する。好きに使ってくれ。」


 「ありがたく使わせて貰おう。」


 俺は、二階の空いている一室に案内する。

 そういえば、竜人って、食べ物はどうなのだろう?

 

 「あと、食事だがドラッヘはどんなものを食べる?肉だけとか?野菜だけとか?食べられない物とかあるのか?」


 「人の食べる物がどんなものか分からぬが、我は葉野菜と果物、あとは脂身の少ない肉が好みだな。」


 「よし分かった。味付けの好みとかはあるのか?」


 「味付け?塩は振ってくれ。」


 なんかシンプルな味が好みなのか?


 「香草とか、調味料で苦手なものはあるのか?」


 「うむ。香草は匂いが好まんな。我らは塩くらいしか振らないので、よくわからない。」


 ドラッヘはそう答えてきた。

 うん、とりあえず、シンプルな味付けにして、調味料やソースを後からかけて試せるような料理にしよう。


 「わかった。口に合うかはわからないが、食事は用意させて貰う。」


 「すまないな。」


 部屋の前に到着すると俺は扉を開け、中を見せる。


 「中はこんな感じだ。竜人族がどんな居住環境にいるのかわからないでの、問題があったら相談してくれ。」


 「ははは、良くはわからんが、そこまで変わらんだろう。とりあえず、部屋を使わせて貰おう。」


 ドラッヘはそう言って、中に入って行った。 


 「食事が用意出来たら、声を掛けるからゆっくりしててくれ。」


 俺はそう言って、部屋の傍から離れる。


 料理の準備をしているリア達に俺は調理場に顔を出し、ドラッヘの好みの話をして、みんなを話しをして今日作るの料理のメニューを決める。

 メニューをを決めて、さっそく調理に掛かる。

 今は主な指示はリアがしてくれるので、俺は言われたとおり作る。

 一人増えるだけだが、ドラッヘの体が大きいこともあり、どれだけ食べるかわからないので、いつもより一人増えるだけだが、かなり多めに作られていた。

 足らないよりは、余った方がいいか。


 やがて料理が出来上がったので、俺は配膳を任せて、ドラッヘを呼びに行こうとする。

 そこに湯舟の準備するため、一緒に出てきたティアが俺に尋ねてきた。


 「ドラッヘさん、お風呂入りますよね?一応、ぬるめにお湯を準備しておきますので、湯加減を聞いておいてください。」


 「そうだったな。その辺も聞いておこう。」


 俺はそう言って、ティアと別れて、ドラッヘにあてがった部屋に向かう。


 部屋に着くと、ノックをして、声を掛ける。


 「ドラッヘ。夕飯が出来たが、準備はいいか?」


 「おう、思わずうたた寝をしてしまった。すまない。今準備する。」


 「ああ、わかった。それと準備しながらでいいから、確認したいから話を聞いてくれ。」


 「承知した。」


 「風呂なのだが入るよな?入るなら、お湯の温度が熱いのがいいのか温いのがいいのが確認したくてな。」


 「風呂?」


 風呂を聞き返してきたが、もしかしてわからない。リア達も湯舟に入る習慣がなかったようで、最初は体を洗う場所と理解できなかったから、そんな感じなのか?

 とりあえず、上手く説明がつうじればいいが、説明してみよう。


 「お湯を張ってその中に入いって、そこで体を綺麗にするものだが?」


 「我らは水が苦手でな。雨も出かけたくなるほどだ。なので、体は魔法で清めるので、それは遠慮させて貰う。」


 同じ人型でも、その辺は違うのか。

 しかし、魔法で体を綺麗にできるとか、便利だな。


 「そうか、わかった。しかし、そんな魔法があるのか、便利だな。」


 なんか会った時は変化へんげの魔法が使えたし、でも、普通の魔法も使えていたし、魔法体系も別系統の物があって、両方使えるのか。

 俺も覚えられないかな。

 俺がそんなことを思っていると、まるで俺の心を読んだようにドラッヘはこう言ってきた。


 「ああ、魔力消費も少ないので、我らは誰でも使えるぞ。ただ、以前、人に教えた者がいたらしいが、言語形態が違うためか、お主ら人族は覚えられなかったそうだ。」


 なるほど、でも、みんな使えると言っていたが、魔法の書みたいなのがなく使えるのか。

 すると、俺達がある程度の知力があれば使える『光源』みたいなもので、種族特有な魔法なのだろうか?

 あとで、副管理者のアーセルさんに確認させて貰おう。

 俺達も使えれば、本当に便利そうだしな。


 「そうか。覚えられたら、いろいろ便利そうだったのに残念だ。あとベットの具合とかは問題なかったか?」


 「それは大丈夫だ。実に快適だったぞ。」


 「それは良かった。」


 そんな話をしているうちに準備が整ったようで、ドラッヘは部屋から出てきた。


 「待たせたな。」


 「いや、そんなことはない。では、行こうか。」


 こうして、俺とドラッヘは食堂に向かった。


よろしければブックマーク、評価、ご意見、感想などよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ