第4話 鬼人先生
「主、私なら何とかできます!」
鬼人が何か言っているが、コイツは話を聞いていたのか?
......相変わらずの脳筋っぷりだ。
「鬼人、魔王は超級って言って、金級のお前でもザコ扱いできる強さなんだぞ。 しかも、配下に金級が大勢いるんだ。」
「主、私も超級の実力があると思います。」
え?そうなの?
鬼人って金級じゃなかったっけ??
「マスター、鬼人の言う通りです。鬼人はこの前のダンジョンバトルで、金級のマスターをバタバタ倒してますし、超級に近い力を持っていると思います。」
コアが教えてくれた。
流石に、魔王に勝てるほどの力はないんだろうけど、魔王から逃げ回ることぐらいならできるのかな?
うーん。
結局、魔王を倒さないとこれから先ずっと魔王におびえて生きることになる。
そうなると、安心快適なコアとのダンジョンマスター生活が送れなくなってしまうな。
できるならなんとか倒してしまいたい。
しかし、最悪うちの最高戦力である鬼人を失ってしまう...。どないしよ、、。
ん? 待てよ。あの手があるのか!
ダンジョンバトルや!
ダンジョンバトルなら、失ったものが返ってくる。
最悪、鬼人がやられても、ダンジョンバトル中に失ったものは全部、神の力で返ってくるわけよ!
戦うフリだけして、こっちは剣を探したらいいのよ!
「サクレ、俺に任せろ!!」
今から魔王とダンジョンバトルやで!!




