第14話 1つ目
「主、起きてますか?」
「ん、 、ここはどこだ?」
「敵のダンジョンの最深部です!」
起こすなよ! 怖いだろうが。
いっそダンジョンバトルが終わるまで寝かして欲しかった。。
「お前達が、人の味方をするおろかなダンジョンか?」
でっかいヘビが喋った。
敵マスターだろう。
「おろかってどういうこと? 人を殺すと何かいい事でもあるのか?」
普段なら、ビビって口が聞けないであろう相手に俺は気づいたら普通に返事をしていた。
「我々モンスターは人を殺したときに得られる経験値が1番多いのだ。その辺の農民だって殺すと大量の経験値が入る。」
「それは、その人がそれだけ戦闘以外の経験をもってるってことじゃないのか? それに、ダンジョンを出入りしてくれただけでも、経験値は入るぞ?」
「そんな微量では強くなれないよ! そこの鬼人も金級相当だろうが、見れば育っていないのがよく分かる。可哀想なものだ」
「主、下がっていてください」
ヘビにバカにされたのにムカついたのか、鬼人が前にでる。コロの加勢もいらないようだ。
スパッ!
少しの間にらみあった後、鬼人はヘビを一刀で切り伏せた。
口上の割にあっさりだったな。
これで、少しは守りやすくなったんだろうか?
『ヘビダンジョンが攻略されました。ヘビダンジョンとその眷属は退場させられます』




