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第19話 つるはし vs 刀
「主、つるはしを使わせて下さい。」
こいつ脳筋やで、つるはしではムリやろ!
まぁ怖いから渡しとこ。
鬼人はつるはしを持って、コロと対峙した。
「無手の次は、つるはしか......。このダンジョンは余程ポンコツでござるな。」
その通り!!
「今日で破壊しておくでござる」
それは困る!!
コロはすごい勢いで鬼人に斬りかかる。
カキン、カキン!
剣戟がきこえる! 鬼人はつるはしやぞ!!
なんであんな魔剣みたいな刀と、普通に張り合えてるの!?
「ふん、確かに熟練の技を感じるな。上手く受け流している......」
「しかし、ここまででござる!」
パリーン!
鬼人のつるはしは、粉々に砕けた。
「コロ、それはお前もだ!」
パリーン!
コロの刀も粉々に砕けた。
「なに、拙者の刀は不壊属性をもっているのに!?」
「コア、なんでなの?」
「おそらく、鬼人の固有スキルかと思います。つるはし自体にそんな力はありません。」
あいつ、つるはしで剣豪に張り合えちゃうんだ。




