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つるはしダンジョン  作者: タッチ
第1章 銅級冒険者編
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第6話 固有スキル

 固有スキルと聞いて、俺のテンションは爆上がりしていた。

 これでようやくコアにカッコいい所を見せられるというものだ!!


「コアさっさと設定変えちゃって!

 ダンジョン広げちゃうわ!!」


 コアの返事は待たなかった。

 俺はノリノリで壁につるはしを叩きつける。


 すると今度は掘れる!!


 これなら、別れ道を作ったりできそうだ!


 もう、モンスターが呼べなくても構わん!

 この洞窟を大迷宮にしてやる。

 大迷宮を作ってコアとくっちゃべるんだ!!


 気づけば俺は、ぐふふとニヤけていた。


 俺の固有スキルのすごいところは、時間さえあればいくらでも有利にことを進められるところだろう。


 ハハハッ! 時よ! 我に味方せよ!!

 (この際、ふて寝していたことは忘れようと思う)


 ブー、ブー、ブー!


 突然、アラーム音のようなものが聞こえてきた。

 せっかくノリノリだったというのに、どういうことだろう。


「マスター、侵入者のようです!」


 なんだと!?

 今ようやく希望が見えたところなのに!!


 今のダンジョンは全然広がっていない。

 なんの分岐もない部屋にコアと俺だけだ。


 この侵入者は、俺が撃退するしかない。

 だが、なんの格闘経験もないド素人の俺だ。

 まったく相手にならないだろう。


 固有スキルぐらいで調子にのっていた。

 大迷宮を作りあげるのを、この世界の住人がいつまでも待ってくれるはずがないのだ。


 ここで俺の第2の人生も終わりのようだ。

 くそ、これからだったってのにな......。

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