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つるはしダンジョン  作者: タッチ
第3章 チュー太郎編
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第15話 返すでチュ

(side 鬼人)


「ねずみ! 大人しく、その薬草を渡せ!」


すばしっこいねずみだったが、行き止まりに追い詰めた。逃げ場はない。


「イヤでチュ! これは、ルイスに必要なんでチュ!」


 バコッ!!


 追い詰められても、渡そうとしないので、私はねずみを殴り飛ばした。死にはしないだろう。


「もとより、主はお前にそれを渡す気だったのだ。それを毒など使うからこうなる。その薬草は主に必要になってしまった。」


 瀕死でピクピクしているねずみから、薬草を取り上げようとするが、、、離さない。


 なので、もう1発殴る。

 死んだかもしれない。

 このねずみを殺してしまうと、主がまずいのだが、、。


 ほっといて、いいものか悩んでいると、瀕死のねずみが喋った。


「、、返すでチュ、、もう時間がないでチュ、、、」


 ねずみよ。

 お前が人からとったのだ。


 喋る元気があるようなので、私は主のもとに向かった。

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