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第13話 草!
「ここが、秘境か......。」
ギルドの受付嬢に聞いた通り場所だ。
ヤシの木みたいなのが、沢山生えている森だ。
鬼人には夜もぶっ通しで走らせていたので、今は休ませている。
辺りには、受付嬢にもらった絵に似た花がそこらじゅうに生えており、何が何やら分からない。
、、よし、片っ端から鑑定だ!
「草!」
「草!」
「草!」
「薬草!」
「草!」
「草!」
「草!」
〜中略〜
「草!」
「草!」
「糞!」
「くさっ!」
「めっちゃくさっ!」
「草!!!!!!!」
「めっちゃ効く薬草!」
「薬草!」
「草!」
「"種族:?"!」
これだろうか?
草のクセに、俺より格上らしい。
すでに1000本は鑑定しているので、これであってほしいと思いつつ、俺は持ってきていた袋に入れる。
「待つでチュ! それを渡して欲しいでチュ!」
突然背の低い、人っぽいネズミに話かけられる。鑑定結果はこうだ!
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レベル:?
種族:ネズミ人(ネームド:チュー太郎)
固有スキル:猛毒、的中率補正(中)
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「チュー太郎!」




