第20話 500対1
「マスター、起きてください。」
「ん、俺は負けたのか?」
「いえ、まだ決着が着いていません。」
ん、どういうことだろう。ホブゴブリンの足だと俺を抱えてダンジョンに着くには4時間はたっているはずだ。
「鬼人がまだ戦っています」
「長くね? マラソンじゃないんだから」
「私も驚いているんですが、鬼人って金級冒険者並のポテンシャルがあるんでしょうね......。」
「へぇ〜、金ってつよいんだな。」
「金級冒険者になってきますと、超人的な力があるみたいです。」
「マスターもこのモニターを見てください。」
モニターには、鬼人が映っていた。
「ダンジョンバトルが始まってから、このモニターが出てきて、マスター達の様子が確認できました。」
ダンジョンマスターが暇しないようにという、神からの救済措置なのだろうか。
「うわ、鬼人めっちゃ強い! これは逆に引くね!」
「マスター、引かないで下さい。最初のほうは結構やられていたんですけどね、一体倒すごとにレベルアップしてるみたいで。」
「今は、キングが配下を下がらせたので、キングと鬼人が1対1で戦ってます」
「あいつ、キング倒しても、うちに帰ってこなくていいかも......強すぎてこわい。」
「マスター、、」




