第5話 俺に任せろ!
「実は、わたしの村がモンスターに襲われていて......」
彼女の村は、最近ダンジョンから出てくるモンスターに襲われているらしい。
村は冒険者ギルドに依頼を出しているが、大した報酬が用意できていないらしい。未だに引き受けてくれる人がいないそうだ。
「このままだと、私、あの村には住めなくなってしまうから。」
花売りは悲しそうな顔をしている。
この世界では、こういうことは普通なんだろうか?
「、、どこのダンジョンなんだ?」
もう、俺の自制心には期待しない。
俺、ダンジョンマスターなんだけどな......。
村襲うサイドやで、ワイは......。
「少し北の、マリベルの街の近くのダンジョンです。」
いやいやいや、そこ3年前からあるダンジョンですやん。銀級でもキツいとこなんよ!
ムリムリムリムリ!
ムリやで!!
「大丈夫やで!」
あっ......。
「ふふ、無理ですよ!
あのダンジョンは銀級の冒険者でもクリアできないって言われてるんですから」
彼女は少し笑顔になったが、以前として元気がない感じがする。
俺にできることはないのだろうか?
あーあ、俺がポンコツじゃなかったらなぁ〜。
俺はオマケだといって手持ちの金を全て渡して、とぼとぼとダンジョンにもどった。




