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つるはしダンジョン  作者: タッチ
第2章 銀級冒険者編
22/101

第1話 神の説明

 ギルドに誰にも見向きもされない依頼の紙切れがあった。

 今や、ただの背景同然のその依頼は、張り出されてから1ヶ月というところか。


 それは緊急とかかれた村の防衛依頼だった。


 村は最近ダンジョンから出てくるモンスターに襲われるようになり、すでに怪我人だけでは済んでいなかった。


 そこで、村人はできる限りの金をかき集めてギルドに依頼をだした。

 しかし、危険な割に他と見劣りするその報酬に、その依頼が興味を持たれることはなかった。



「ーーすまんな。お前だけ隣町まで花を売りに行ってもらうことになってしまって.....。やはり依頼料を追加しないと人がこないようでな」


 連日モンスターの群れを相手にして、傷だらけの壮年の男は、情けなそうな顔で言った。


「いいんです。私はこの村が好きだから! 私にもできることがあってよかったです!」


「、、宿はおばさんに頼りなさい。話はつけてある。その花が全部売れたら戻ってくるように」


「......無理しないでくださいね」


 娘は名残り惜しそうにしていたが、やがて行商の馬車に乗って隣町にむかった。


 馬車が見えなくなる頃、壮年はつぶやいた。


「あの子だけでも助かってくれたらいいのだが......」



 ......声が聞こえる。


「ワイは異世界の神。君らにはガッカリしてます」


「君らにあげた初期ボーナスってすごいんやで! なのに、ダンジョンがおっきくなるどころか、何個かやられてるがな!!」


 神としては、初期ボーナスを奮発したつもりらしい。

 それなのに、すでにクリアされたダンジョンがあることにご立腹の様子だ。


「......しかもな、君らが駅近に住みたい生物や言う事で、ちゃんと街の近くにダンジョンを作ったんやで!」


 神よ、それがあかんのや!


「こうなったらダンジョンバトルやで!!」


「勝てば追加ボーナスをあげるで! しかも、バトル中に失ったものは全部ワイの力で元通りやから、安心してや!」


「負けたダンジョンは別の場所に飛ばすから、そこは気いつけてな! 負けた方は駅近やなくなるんやで!!」


 、、それはボーナスでは??


 当然の疑問を無視するように、不思議な光が俺をつつんだかと思うと、もとの洞窟にもどっていた。

感想くれた方、ありがとうございます!!!

面白いって言ってもらえて、本当にうれしかったです!

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