第2話 初期ボーナスは?
うす暗い洞窟だ。
ここが神の言う《ダンジョン》なんだろう。
6畳1間というような広さで正直狭い。
あとは自力で大きくするんだろうか?
この広さでは、なんとも心細い。
とりあえず、初期ボーナスを確認することにした。
内容によって、今後の作戦を考えようと思う。
確認のしかたは何となくで分かった。
スイッチを押す感じだ。
目の前に小さな、ウィンドウが出てきた。
【初期ボーナス】
レベルアップにより
ダンジョンコアが理想の女性に近づく。
えっ??
ダンジョン経営と関係ないぞ。
というか、生き残るのに理想の女がどうとか、役に立たないよね。
終わった。
期待していたのに。こりゃだめだ。
ーー前世の俺は冴えないぼっちだった。
今回はダンジョンマスター、人類の敵なのだからぼっちは確定として、俺にはこれといった長所がない。
頼みの初期ボーナスはないも同然なのだから、この世界ではすぐ死んでしまうだろう。
ーー生まれ変わってもダメなやつダメ。
なまじ前世の記憶があるだけに、現実をみた気がした。
俺という人間が変わったわけでない以上、生まれ変わっても、こんなものか。
もう何もやる気がしない。
俺はとりあえず寝転がった。
寝転がって、しょうもない前世を振り返った。
、、、結果、3日が過ぎた。




