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たまに女神に体を乗っ取られます。

もっと小説書くの上手くなりたいんで感想とアドバイスお願いします。

アドバイス聞くかは分かりませんが。


月一くらいで連載したいです。

今後の展開なんもきめてません。

あれは平成最後の夏のことだった。

死ぬほどクソ暑いなか無性に食べたくなった天ぷらを揚げていると頭の中で声がした。


『めいすんよ、聞きなさい。私は神です。』


「うおー、なんだこれ。頭の中で声がする。」


『聞きなさいめいすんよ。今あなたの頭の中に直接話しかけています。』


「やべ、幻聴は熱中症の初期症状だったっけな。なんか違うような気がしなくもないけど。」


『幻聴ではありません。実際に話しかけています。聞きなさいめいすんよ。』


「そもそも俺の名前はめいすんじゃないけど。」


『まぁいいのですめいんよ。

私は天ぷらが食べてみたいのです。

捧げなさい。』


「えーこれ俺が食べるために作ったんだけど。」


『黙りなさいめいすんよ。早くくれなければ酷いことになりますよ。』


「えー。それ俺じゃなくてもよくない?俺自分で食べるわ。すまんな。おー、なかなか美味しそうにできた。」


『き、キエー!!私にも食べさせなさい!

ふん!

ぐぬぬぬぬぬ!!』


「な、なんだあ?体が動かないぞ。熱中症か!?」


『ふん、他愛もない。体の自由を奪いました。

さて、あなたの体を操っててんぷらでも食べるとしますか。

あなたはもう用済みです。

ぱく』


「!?あちちちちち!!うあちいー!!まへまへまへ!あふふひる!!」


『私は熱くありません。感覚はすべてあなたに残っていますから。』


「ぺっ!じゃあ食っても味わかんねえじゃねえか!」


『はっ!たしかに…。

やってしまいました。』


「な…!このばかやろう!まぬけ!」


『やろうとはなんですかやろうとは。

これでもわたしはれっきとした女です。』


「知るかばか!口の中やけどが酷いことになってるじゃねえか!」


『うるさい人間ですね。

もういいです。うるさい人はポイで。

ふん!』


「な、なんだ?体がまた勝手に動くんだけど。」


『私は優しいので殺さないであげましょう。

異世界にポイするだけです。

さて、行きますよ。』


「異世界だ!?どういうことだよ、ふざけんじゃねえ!って体が勝手に高速で動いてるんだけど!!」


『すぐに済みます。

神に伝わる特殊な方法で異世界への扉を開いているだけですから黙って待ってなさい。』


「待てるかばか!」


『またばかっていいましたね。

もう待たなくていいです。

開きました。

ほら目の前に真っ暗な穴があるでしょう。

あなたのためのゴミ箱だと思ってください。』


「待って!ほんとにまじで異世界に行くの!?」


『ええ、はい。

まぁ途中までついて行きますよ。

あなたの泣き顔を見てから帰ることにします。

じゃあ体を動かしますねー。』


「!?ぐうおおおお!!体が穴の方に向かって進んでいくううう!!だが!もう!慣れてきたぜ!ふん!」


『な!?

体の自由を取り戻そうとしていますね!?

させませんよ!

ふん!!』


「あぎゃー!腕が曲がっちゃいけない方向に曲がってるんだけど!?俺の体なんだけど!?」


『ふふふ。

私は痛くないですよ。』


「ぐおおおお。まけてたまるか…!!ふぬぬぬぬ!」


パキッ


『あ、

折れましたね。

痛そうです。』


「いたああ!あっ…。」


『おや、穴の中に入ってしまいましたね。

もう諦めてください。

ここから戻るのは人間には不可能ですし向こうについたら神でも無理なほどですよ。

私は穴から抜ける前におさらばします。』


「痛くてそれどころじゃないんだけど…。」


『あらそうですか?

あ、ほら、見えてきました。

うわ、なんか、化け物がいますよ。

あー、あっちにもいますね。

どっちに食べられるんでしょうか…。

私はあっちの牙がすごい方だと思いますけど。』


「くっ、趣味が悪い神だな…。だが俺が簡単にくたばると思うなよ!」


『いやー、さすがに厳しいと思いますよ。

レベルでいうとこっちのよく分からない化け物が250であっちの牙がすごいのが300くらいですね。

ちなみにあなたは8くらいです。ふふ。』


「絶望的じゃん!」


『ええ、まぁ運が良かったら丸呑みしてもらえるんじゃないですか?

あの牙で噛まれたら痛いどころの話じゃなさそうですね…。

あ、そろそろつきそうなんで私はおさらばします。

間違ってそっちに落ちて穴がしまっちゃうと戻れないんで。』


「ま、まって!ほんとにまって!」


『えーーなんですか?』


「あとちょっとだけいっしょにいて!ほんとちょっとでいいから!」


『まぁ…面白いの見せてくれたし、あとちょっとだけですよ。

ほら、3.2.1。さよなら〜。』


「てめーこのやろー!!行かせるか!ふんぬあああ!!!」


『え?は?

な、何してるんですか?

何してるんですか!

離してください!

てかなんでそんなことできるんですか!

そんなんで干渉されるような存在じゃないんですけど!』


「気合いだああ!ふははははは!ほらみろ!あと少しで異世界に到着だぞ!穴が閉じるまで気合で俺の中に閉じ込めたままにしてみせる!!」


『は、はなしなさい!

ほんとに戻れないんですよ!?』


「俺だってそうじゃねえか!ばか!」


『あ!またばかっていいましたね!

もう許しませんよ!

神の力を見せてあげましょう!

ふぬぬぬぬぬぬ!!』


「ぐぬぬあああ!!!」


『ふぬぬぬぬぬぬ!!』


「ふんがー!!!」


通ってきた穴から外に放り出される。

少しして穴が閉じ消え去った。


「あいたたたた。いたたた!骨折れてるんだった。」


『よくも…』


「あれ」


『よくもやってくれましたね!』


「おー。はは。やったぜ。もう出てっていいぞ。死ぬ時くらい1人で死なせてくれ。」


『そうはいきません。ここで出たらここの神に見つかっちゃいます。侵略しに来たとでも思われると相当やばいです。殺されちゃうかも…。あなたのせいですよ!』


「責任転嫁ひどすぎだろ!んじゃあどうすんだよ。あ、なんか牙がやばい方が俺のこと見てるんだけど。死んだフリした方がいい?」


『ま、待ちなさい。そんなの通じるわけがないです。聞きなさい。あなたが死ぬとその体に入ってる私も死にます。神が死ぬ数少ない方法のひとつです。私はまだ死にたくありません。』


「そんなこと言っても牙がずっとこっち見つめてくるんだけど。」


『急に現れたから戸惑っているんでしょうか。でもすぐ襲ってきますよ。』


「逃げようにもここに落ちた衝撃で足折れちゃってるし…。」


『しょうがありませんね…。私が体を操りましょう。神の力を見せてあげます。』


「さっきもそれ言って俺が勝ったんだけど…。」


『あんなの初めてでどうすればいいか分からなかったんです!今回が本番!いきますよ!』


「おー、体が勝手に動く。でも折れた足痛いどころの話じゃないくらい痛い。」


『そこは我慢しなさい。さぁ、人間の限界を超えた動きを見せてあげましょう!』


「ひゅー!かっくいいいあああああああ!!めっちゃ速い!景色が飛んでいく!」


『黙ってなさい、舌をかみますよ。ほら、もう牙は見えないでしょう。』


「あ、ほんと…。てかここどこ。」


『さあ?適当に動きましたから分かりません。あ、でもあっちに村が見えますね。』


「どこ?見えないんだけど。」


『あなたに見えなくても私には見えるんですよ。さぁ、この方向に向かって歩いていきましょう。村でゆっくりこの体をどうするか決めなくてはいけませんからね。あなたのものにするか私のものにするか…。』


「いや渡さないからね?」

もっと小説書くの上手くなりたいんで感想とアドバイスお願いします。

アドバイス聞くかは分かりませんが。

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