悪戯からの ・・・始まり
好奇心の方が 勝り、 ゆっくりと 近づいてい く。
ありえないと 思った。。 。
大きな ホタテガイのよう な 物が 視えたのだか ら。
半分 、開き かけてい て 中身が どうしても 気になって
仕方がな い。
薄暗い 感じの 状態で 中を 見渡そうとするけど
全然だめ ・・・ね。
{ ・・・そろそ ろ 帰ろうか な }
後ろを 向いて 私が 帰ろうと した 瞬間
いきなり その 貝殻は ひらいた わ。
「 ? 」
普通は 眩しい光とか 放つはずなのに それも 無く
ね。
かぐや姫 なのかと 思っ ・・・た。
だって 私と 同じ くらいの コが い、たん、だか ら。
「 れ!? 誰・・・? 」
視界では 私と 瓜二つの コが
貝殻の 中に 座ってい た。
すごく 不思議な 光景 だったから しばらく 見惚れていた ら
向こうも 驚いている様なの よ。
[ 私!? なの?? ? ]
二人で 同時に 放った 言葉だっ た。
再び 同時に 『 ・・・わたし は
キュカ 、園花 』
[ ぇ?
貴女 、名前がある の!? ]
「 貴女こ・・・ そ 」。
「 そ、 う まるで 双子みたい ね
私 達・・ ・ 」
[ 双子・・・ ]
パントマイムの様に お互いが 動作の真似事を して みせた わ。
「 この世には 自分と 同じ 顔を 持った 人が
いる と 聴いた事が あるけど 実際に 遇うと
どうしていい か 判らないわね・・ ・ 」
[ ね?
貴女にも ちゃんと 家族が いる の? ]
「 そりゃ いるわ よ 」
[ ・・・面白そう ね
お互いの 生活 ! 交換しましょ ]
「 は?」。
魔法の様に あ;っ と 身なりを 勝手に 入れ替えられ て
あ然 としちゃっ た。
[ 貴女 名前 は・・・? ]
「 園花、
沢田 園花【さわだ そのか】
貴女は? 」
[ キュカ ・ アバスカル ]
「 そ キュカ、 私 帰るから 元の服装に ! 戻し て 」
[ ! 言ったでしょ 今日から 私と 貴女の生活を
入れ替えるんだっ て ]
「 ?! 本気で 言ってる の!! ! 」
ま
・・・少し くらいな ら。
いっ か
そんな 軽はずみに 想ったのが 間違いだったの ね。