旅立ち
こんばんわ。ブックマークを付けて頂いている人ありがとうございます。突然ですが、チート聞いて無いのですが……を再開することにしました。
すいませんとしか言いようがありません。私は、二作に手をつけると頭の回転が悪くなるのです。あと、書く勢いも無くなると思います。
カフェ屋さんに二人の青年が向かい合いに座っている。
「では聞かせて貰おうか!お前はリクのなんなのかを。」
「リクさんとは、地震があった時にお互いに助けられまして。」
「注文何にしましょうか?」
店員さんは二人の青年をジッと見ている。気配に気付いたキュウキは、過去に食べて美味しかった食べ物を注文することにする。
「シューマイヤさんでしたっけ?注文しても?」
『ああ』と言い頷く。
「では、ジャイアントカマドウマの佃煮を下さい。」
「そんなものは、全くありません。」
「ないのか。では!グレートベアの肉球の燻製を下さい。」
「どこをどう見て、そんな伝説的な食材がこの店にあるわけ無いでしょ!少し考えれば分かるでしょ!?」
「あと御客様、当店のメニュー表を見て注文の程よろしくお願いします。」
「……わかりました。選びます。」
結局、ホットミルクとコールドミルクを頼む。店員さんは、二人分を頼んだと思いきやミルクが二種類来たとき『あ!それも僕です』の発言にはビックリしていた。
「お前……ホットとコールドミルクを同時に注文するなんて変な奴だな。」
「そうですか?」
そういうと、ホットミルクの中身だけを宙にすると圧縮する。ただの圧縮では無い、圧縮しながらグルグルと回していると水と形あるものに別れる。そうして、薄く回しているとある形になると
「そっ!それは、数百年前にいた伝説の狩人アババ民族直伝のチーズなのでは?!」
「どどどどうして?失われた秘宝の知識を何故知っているのでしょう。」
食いついて来るのは店員さんだ。その後、『なんでもするからソレを食べさしてもらえないだろうか?』と懇願してくる。
「どうぞ。……じゃあ、ホットミルクおかわり下さい。」
「話は続きますが、地震の衝撃の事態な事にリクさんが腰を抜かしたんですよ。それで、教会まで運んだんです。」
……
話は進んだのだが、今目の前には女性が土下座をしている。
因みにシューマイヤは、店員女性がスッポンの如く割り込んで来て話が中断された事で……どっか行った。
「なにとぞ!なにとぞ、貴方と一緒に行動したいのです。」
「うー……。いいよ。」
では!用意してきます。そう言うと、駆けていった。
もう私達は、旅立ちの朝だ。
「クリュウです。私の名前はクリュウと言います。してぇ!?貴方様の名前はぁ??」
「私の名はキュウキです。聞きますが、クリュウさんはエルフでしょうか?」
「残念ながらエルフではありません。人間とエルフのハーフ、ハーフエルフなのです。」
「え!?あの格言高いと言われていたエルフが人間と子作りしたのですか!?」
ということで旅立つのだった。
「待って!」
振り返るとシスターリクがいた。
理由を聞いた所、仮眠中に神々しいナニかがこうおっしゃった。『今起きないとキュウキとはもう二度と会えないよ?』と御告げを聞いたと言って、蒙ダッシュしてきたらしい。シスター姿で。
……
そして、旅立つキュウキとクリュウとリクは海底都市をでる。
「ちょっと待ったー!」
「あの、私これでも冒険者だったんです。私貴方の話を聞いて、ピーン!って来たんです。」
「キュウキさんは、私より博識でマニアックだと。冒険者をしていた私は、あるところまで行ったのですが度重なる罠やモンスターの攻防で旅の先を進む事を断念しました。」
「え?……え?」
「ちょっと待ったぁ……」
シューマイヤの『ちょっと待った』は、細く弱く今にも吹き飛びそうな感じな発言である。
「だけど……そう!貴方がジャイアントカマドウマの佃煮を頼んだ事で私の冒険者魂に新しい風が吹いたのよ。夢は終わりじゃ無いと分かったんだ!」
「更に!難易度G級のグレートベアの名前が出た時点でキターー!って心踊ったわ」
「ねぇ?シューマイヤさんが何か言ってるよ。」
「??……なんなのよシューマイヤ。」
ということで旅立つ。メンバーは、キュウキとクリュウ・リク・シューマイヤである。
最後まで読んで頂きありがとうございます。第一章は終わりです。なので!とは言えませんが、少し休みます。
不器用ですいません。いや正直、ノリが出ないんです。それもこれも、心がチートの方に行っていると感じます。
重くって、すいませんでした。