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封印者は心の友を探す  作者: ふ~ん
ジャンルは恋愛では無い!
1/8

誕生

はじめまして。今回で三作目です。頑張りたいと思います。どうか、よろしくおねがいします。

 古代の偉人達が、必死こいて誕生させたのは『究極兵器』という名の私誕生である。私を誕生させたのは、この世界を平和にする目的で私は開発・誕生させられたと教えられる。

 私が誕生して直ぐに出発の命がくだった。


 出発する際『お前の究極の力を見せてこい!』と偉人おっさん達に見送られる。

 誕生した私は、さっそく出撃を命じられた。勇者の付き人として……。誕生したばかりってのもあるが、そんな事よりつい最近気付いたのだが[名前]が無い。勇者達からは、『究極!』と呼ばれていた。


 しかし、戦闘が悪化していくと『究極』という名が言えない……いや!カミカミなのだ。その頃からか私の名前は『キュウ』とか『クゥ』とか『キワ』とか。


 私の名を噛む奴は、勇者おとこ騎士おとこである。当然噛んでいない人もいた……それは、紅一点の攻守共にこなせるナウい奴。

 私は兵器、なので勇者達に命じられるままに行動するだけ。しかし、命じられるのは『お前邪魔!』とか『お前部屋から出て行け』など全く私を必要としてくれない。


 そんなこんなで、最終目的地へとついた。なぜ最終目的地と分かったかと?……それは、行き止まりだからだ。決して迷って行き止まりでは無いと言い切れる。それは、壁際から声が聞こえてくるからだ。


「ようやく来たな!?我の好敵手よ」


 ……そうそう、そんな声が聞こえてくるのだ。邪魔と言われ続けているので、ボス部屋の隣接する部屋に私は待機をしている。


 それから、どれくらい時間が経過したのだろうか


「こんなに、心踊る一時ひとときを味わいながらも我はまだ暴れたりぬわ!」

「……わかっている、ソコに隠れているのだろう?出てこい!」


 私は、赤の他人の命令なんぞ聞くはずも無く隣接する部屋へ留まる事にした。


 が!?


 ドスドスと音がしたと思ったら、私と彼の遮っていた壁が彼によって壊されました。


「おのれはぁ!?何をしにここに来たのだ!」 

「私を倒しに来たのではないのか!?」


 大の……なにか分からない人では無い者が、必死に私に問いてきている。

 だから言っているだろ?赤の他人の命令は聞かないと言っているだろに。しかし!そこまで必死ならあえて言おう


「私は知らない人及び関係の無い人とは一切関わりません!」


「関係が無いだとぉぉぉ……。私の家に勝手に入って来て、関係無いだとぉぉ」


 それから『良い度胸だ!』とか『滅してくれる』など発した後に、ある物を提示し


「ほれぇ!コイツは、魔法で私の攻撃を防いでいた。今もなお、少しづつではあるが回復魔法で自分を癒している。」

「コイツは、次に来る挑戦者までのオモチャ確定だぁ。」


 彼が片手に持っていたのは、紅一点の名前を間違えない注目度No.1の魔法使いの御人おんひとである。

 片手て持っていると言ったが、片手で頭部をつかんで上へと引っ張っている。辛うじて、No.1の彼女は床に足が着いているからか首などに重症なダメージは無いのがわかる。

 そんな注目しているのが分かったのか


「なんだ?……惚れていたのか?」


 注目していたのはソレではない。注目していたのは彼女の口元。彼女は、発言力は無いが口パクで『たすけて……たすけて……』と口が動いていた!


 彼女が掴まれていた腕を切り落とす。つまり有言実行をする。


 切り落とされた彼は、痛さのあまり暴れ回っていたのだが切り飛ばされた腕を拾い上げると、切られた部所に付けると魔法で元通りになっていた。

 彼女は、魔力枯渇に陥っており傷は深く直りそうも無かった。尚も彼女は口パクで『たすけて』と……。


「彼女は『たすけて』と言う、これから私は彼女に魔力を注ぎ傷を直し邪魔なお前を抹殺する。」

 

「なんほど。なら!殺ってみぃ……」


 片手で彼女の魔力と傷を癒し、片手で話ながら向かって来る者を抹殺した。それから、私達は国へ帰った。


 それから、彼女から私の経緯や行動を聞かされた偉人おっさん達は衝撃を受けていた。なんせ、軍隊や何人もの強者冒険者や勇者などを差し向けても倒せなかったのに!たった一人で!片手で……彼女を助ける合間に倒してしまった【究極兵器】


 その後の【究極兵器】は、必要としない世界となった。更に、偉人おっさん達が執念と根性で造り上げたモノはおいそれと壊せないモノと私は成っていた。

 愛情が湧く者・最高傑作として残したい者が私を守ってくれた。


……

 私は、究極兵器であるが為に封印される事になった。


【数百年後】


 私は未だに意識がある。何も食わず飲まず、動かず私はココにいる。

 私が封印されている所は、やけに大きな場所で横百メートルかける百メートルの正方形で天井はコレまた高い。両腕と両足が壁に埋まっており、力を入れれば簡単に割れる壁である。


 こんなの封印されて無い!って言いたいだろ?……だけど数百年前に命令されているんだ『壁を破壊してはいけない』と更にこうも言われ続けた


「ココに誰かが来たら、その人の為に生きなさい。」


「いや!それじゃあ奴隷と扱われるだろ!?」


「そ、そうか。じゃあ、家庭を持つってのはどうだろうか。」


「それは来た人が女性限定になるだろ?」


「じゃあ、何に成れってんだ!」


「思い付いた!そいつと友達に成ればいいんだよ。」


「うーん。ソレいいねぇ。……ま、ここまでたどり着く事にが出来る奴と友達かぁ。」


「友達と言えば、やっぱり[親友]じゃないかな。」


賛成さんせーい!心の友と書いて心友……」


……

「私は、私と友達に成る人を求め待っている。いつでもこい!冒険者よ」


最後まで読んで頂きありがとうございます。こんな、物語よくある物と思います。あまり他の物語は読んでいませんが、早い目にご指示ありましたら辞めますね。勝手に言ってすいませんでした。

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