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心の底から 静かだった
心の底から 静かだった
ただ 夢に見るのは あの日の窓
打ちひしがれた心
戸惑いの中の 乾いた感情
馬鹿に 清らかな青空
昇り立つ雲
ああ モクモクとしていた
あの大地に一人立って
ぽかんと 阿呆面をしていたのは僕だ
心の底から 静かだった
ただ 夢に見るのは あの日の朝
古の都も サラリーマンは忙しなく
ただ 景色ばかりは あの頃のまま
鹿ばかりが 真面目な面をして
真剣に 今を生きている気がした
ただ 冷たい記憶が
僕の心を 冷ましただけのこと
溶けた氷が
カランと鳴った
