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まわる



夜が明ければ 鳥が鳴き

全てが変わる 新しき朝

月がまどろみ 水音響く

歌声の悲しき 今日の歌

           親しき友も 姿を消して

           ただ心に残る 悲しみが

           今日も どこかで幸せに

           生きてゆくことを 願う

世の中は めぐってゆく

どうしようもなく 回る

人の心は どこか悲しく

嬉しく美しく 散って…

           どうしようもなき 夜が

           やってきて はたと思う

           甘い紅茶の 香りのみが

           僕の心を 癒してくれる



           心の底から 静かだった

           溶けこむ 真っ赤な灯り

           忘れてちまった コップ

           時を告げる 古時計の声

          

  




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