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スキルを決めたぞ!
僕は甲本蒼空。
とある中学校に通う、普通の中学生だった。
何故過去形かって?それはもう違うからだよ。
どうやら僕は死んでしまったらしい。
それで僕はいま死後の世界?のようなところにいるらしい。
「状況説明は終わったかい?」
「いまちょうど、終わったところです。」
いま話しかけてきたのは神様で本人曰く創造神らしい。
ちなみにものすごくイケメンだ。とてもとても羨ましい。
「それではこれからお主に与えるスキルを決めるぞ」
僕の死因は神様のミスらしく、お詫びとして強力なスキルをもらって異世界に転生させてもらえるのだ。
「ではこのサイコロをふるのだ。出た目の数だけスキルをやろう。」
なんと、こんなにも大切なことをサイコロで決めるらしい。まぁ、いいか。
「わかったよ」
振ってみた
「6か、凄いなお主。これはかなり運が良くなければ出ないぞ。
では次にこのボタンを押すのじゃ。」
「はーい」
ポチッとな
「お主のスキルは、魔法全属性適性と
隠蔽、理解・吸収、擬態、鑑定、賢者じゃな」
「それってすごく良い組み合わせじゃないか?」